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もっとラク&コンパクトに!快適に旅行するための“パッキングの心得”

  • 2023.9.29

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

滞在日数の多い旅行では、ついつい荷物が多くなってしまいがちというもの。特に海外旅行の場合、慣れない異国の地で荷物がかさばってしまったり、持ち物をどこに収納したか分からなくなってしまったりすると、現地で余計なストレスを感じてしまうことにも繋がりかねません。

そこで今回は、これまでに26カ国への渡航経験がある旅好きの筆者が、国内旅行・海外旅行を問わず、快適に過ごすためのパッキングのコツについて解説したいと思います。

必要最低限のものだけを持っていく

まずパッキングの大前提として、あれもこれもと必要以上に物を持っていかないことが重要です。これまでの筆者の経験からも「一応持っていた方が良いかも…」というレベル感のものは、基本的に旅行中に使わないことが多く、荷物になってしまうというケースが殆どです。

また、衣類についても3泊4日程度であれば問題ありませんが、1週間を超えるような長期の旅行の場合、日数分の衣類はかなりの荷物量になるため、旅先のランドリーを利用して洗濯をするなどして物を増やさないことが重要です。

原則として、急に必要になったとしても現地で購入できるということを念頭に置いて、持っていくべき物と持っていかなくても良い物を取捨選択すると良いでしょう。

行きはスペースを空けておく

特に海外旅行の場合、珍しいものが多くついついお土産をたくさん買ってしまいがち。そのため殆どの場合で旅行前よりも帰りの方が荷物の量は多くなります。

既に旅行前の時点でスーツケースに荷物がぎっしりと詰まっているようだと、お土産を入れるスペースがなくなるため、手荷物が嵩張ってしまったり、お土産を諦める必要が出てきてしまったりということにもなりかねません。そのため、旅行前の時点ではお土産を購入することも考慮して、スペースを空けておく必要があります。

荷物は小分けにしたり収納ポケットを活用する

旅行中の荷物に関するストレスの1つが、必要な時に必要なアイテムをどこに入れたのか分からなくなってしまうことです。そこでおすすめなのが荷物をジャンルごとに小分けにするというパッキング方法です。

例えば、パッキングの際に衣類をひとまとめにしてしまうのではなく、上着やシャツ、下着やタオルなどジャンルによって小分けにしたり、洗面用品や化粧品など利用シーンが近しいものをまとめて小分けにしたりしておくと、必要な際にスムーズに出し入れができるのでとても便利です。

また、一般的なスーツケースに搭載されている収納ポケットを賢く活用するのもポイント!比較的よく出し入れするものや、荷物の中に埋もれてしまう小さなものは収納ポケットに入れておくと、出し入れが簡単になり、ストレスなく快適に取り出すことができます。

衣類は圧縮袋を活用する

荷物の中で最も場所を取ってしまうのが衣類です。特に冬の旅行の場合、ニットや上着など嵩張りやすいものが多く、パッキングにも工夫が必要です。

嵩張りやすい衣類についてはそのまま入れるのではなく、圧縮袋を活用するのがおすすめ。圧縮袋を使うことで分厚い衣類が小さくまとまり、収納スペースに余裕が生まれます。圧縮袋は100均などでも売られているので、特に冬場の旅行を計画中の方はぜひ活用してみてくださいね。

預け荷物不可のものや壊れやすいものに注意する

国内線・国際線によって異なりますが、中には預け入れできないものが存在します。その代表的なものの1つがリチウムイオンバッテリーです。具体的にはモバイルバッテリーやリチウムイオン電池が内蔵された電子機器などがこれにあたります。

その他にも、爆発の恐れがあるもの、燃えやすいもの、有害物質などの危険物は預け入れができないため、ご利用の航空会社の制限などをチェックしてパッキングを行いましょう。

また、壊れやすいものをスーツケースに入れる際にも注意が必要です。観光旅行の場合、よくありがちなのがお土産として購入した瓶のお酒や香水、食器類などが挙げられます。スーツケースはフライト中に揺れたり、衝撃が加わったりしやすく、これらの壊れやすいものを無造作にスーツケースに入れて預け入れ荷物として預けると、帰国した時には粉々に割れてしまっていた…ということになりかねません。実際に筆者も海外から買ってきたビールが日本に着いた時には割れてしまっていたという経験があります。

壊れやすいものをスーツケースに入れる場合には、タオルで包んだり、できるだけスーツケースの真ん中にパッキングするなどのひと工夫が必要です。

丁寧なパッキングでノンストレスな旅を楽しもう!

渡航制限が緩和された2023年、国内旅行・海外旅行などへお出かけを計画している方も多いことでしょう。そんな楽しい旅行もパッキングが上手くいくことで、さらに快適に過ごすことができます。

今回ご紹介した情報や工夫なども参考にしつつ、ぜひ荷物にストレスを感じることのない快適な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。