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渡航前に必ずチェックして!意外と知らない“パスポートの残存有効期間”とは

  • 2023.9.22

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

これまでに訪れた国は26を数え、長期休暇を見つけると海外旅行へ訪れるほど、大の海外旅行好き。異国ならではの空気感や非日常ってワクワクしますよね!

そんな海外旅行の必需品の1つといえばパスポートです。今回はパスポートにまつわる実は知らないと困ったことになるかもしれない「残存有効期間」について解説したいと思います。

パスポートの「残存有効期間」ってご存知ですか?

世界中のどこの国でも出入国の際に必ず確認されるパスポートは海外旅行の必需品。日本には5年と10年の有効期間の異なる2種類のパスポートがあり、20歳未満の人は5年のパスポートのみを、20歳以上になると5年と10年から好きな方を選んでパスポートを発行することができます。

そんなパスポートの残存有効期間とは、5年ないし10年のパスポートの有効期限が切れるまでの日数のこと。実は海外旅行に訪れるにあたって、この残存有効期間を注意深く確認しておく必要があるのです。

有効期間だけでなく、残存有効期間もチェックしておくべし!

2023年、渡航制限が緩和され、コロナ前以来久しぶりに海外旅行へ訪れるという方も多いことでしょう。そして、しばらくぶりの海外旅行に「パスポートの有効期限はいつまでだったかな…」と確認された方も多いはず。

しかし、この時に「有効期間はまだあるし大丈夫だ」と思っていると、思わぬ落とし穴にはまってしまう場合があります。それが残存有効期間です。

実は渡航先の各国で入国に必要な残存有効期間がそれぞれ定められており、パスポートの有効期限は切れていないのに、前述の定めにより、飛行機に乗れないというケースが存在するのです。

当日、いざ空港のチェックインカウンターで手続きをするタイミングになってから、心待ちにしていた海外旅行へ行けないことが発覚すると辛いものがありますよね…。

各国が外国人のパスポートに求める残存有効期間は,訪問の目的等により様々ですが、3~6ヶ月以上に定められていることが多く、長期滞在の場合にはより長い残存有効期間が必要となる場合があります。

具体的に短期の観光訪問の場合、韓国は入国時に3ヶ月以上、タイは入国時に6ヶ月以上の残存有効期間を求められます。一方で、台湾は滞在予定日数以上の残存有効期間さえあれば入国できるなど、各国によってその定めは様々。

出発ギリギリになって慌ててしまわないように、旅行が決まった段階で渡航先へ訪れるためにはどの程度の残存有効期間が必要か調べておくと安心ですね!

久しぶりの海外旅行の際には残存有効期間のチェックも忘れずに!

かくいう筆者も実はこの残存有効期間の不足が原因で海外旅行がご破算になってしまった経験があります。当日、空港で飛行機に乗れないことを知らされた時にはなんともいえない悲しさがありました。

久しぶりの海外旅行でワクワクしているさなか、残存有効期間が原因で海外旅行へ行けなくなってしまった...なんてことにならないよう、特に久しぶりの海外旅行の際には残存有効期間のチェックもお忘れなく!

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。



ライター:けんちょ(Instagram / Webサイト
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。 これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。 現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。