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「さすがに先取りすぎ...」8月の海外スーパーで見かけた光景に日本人女性、衝撃

  • 2023.9.27
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ドイツで一番大切な行事といえばクリスマス。準備期間のアドヴェント(待降節)の時期になると各地でクリスマスマーケットが開催され、街は華やかな雰囲気に包まれます。

家ではクリスマスのお菓子を作ったりプレゼントを用意したりみんな準備に大わらわ。なのですが、最近は夏にクリスマス菓子が登場するようになりびっくり!いったいなぜ!?

ドイツのクリスマス菓子いろいろ

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ドイツに古くから伝わるお菓子にはクリスマスに関連するものが多く、シーズンになるとお菓子屋さんやパン屋さん、スーパーなどでさまざまなクリスマス菓子が並びます。シュトレン、バウムクーヘン、レープクーヘン、クッキーetc。最近は日本で見かけることも多くなりましたね。

夏からクリスマスの準備!?

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本来、これらのお菓子はクリスマスのためのものなので、出回るのもアドヴェントが始まる11月頃でした。少なくとも筆者が初めてドイツを訪れた約20年前はそうだったような気がするのですが、最近は登場時期が早くなっていて、8月頃にスーパーで見かけてびっくり!なんてことも。

えっ夏からクリスマスの準備!?と驚きましたが、いくらクリスマス命のドイツ人でも、さすがに夏から準備する人はいないのではないかと。8月に買ったお菓子を4か月も寝かしておくとは思えないですし……いったいなぜ?勝手に考察してみました。

  • ドイツ人はそもそもクリスマス菓子が好きなので夏でも需要がある
  • 本格的なクリスマス商戦へ向けて、人々の購買欲を高めていく作戦

真相やいかに……?

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ちなみにクリスマスマーケットも、アドヴェントシーズンに始まりクリスマス前に終了するのが正統派ではあるのですが、最近は早く始まり年末や年明けまで開催するところも増えています。

特に西部のデュッセルドルフなど商業都市に多い傾向があるので、冬にドイツ旅行の計画を立てる際はぜひチェックしてみてください。

夏もクリスマス菓子をお土産にできる?

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なんだか季節感がなくなっていくようで少し寂しい気がしないでもないですが、クリスマス菓子を楽しめる期間が長くなったことや、贈り物にしやすくなったことは良いポイントといえそうです。

例えばドイツから日本へクリスマス菓子を郵送する場合、以前はクリスマスまでに間に合わないこともよくありました。今では12月1日からめくり始めるアドヴェントカレンダーも余裕で送れます。

日本からドイツ旅行する場合も、冬だけでなく夏の後半からクリスマス菓子が見つかる可能性大ですよ。日持ちがする商品が多くお土産にもぴったりなので、ぜひスーパーをのぞいてみてくださいね。

 



筆者:坪井由美子(TwitterInstagramBlog
ドイツ暮らし10数年の食いしん坊ライター。旅や食文化の記事を日本の新聞やウェブメディアなどで執筆。暮らすように旅をしながら世界あちこちで出会った面白エピソードを発信していきます!
編集:TRILL ニュース