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「その電気代、ムダ払いかも」エアコンのNGな使い方&今すぐ出来る3つの節電方法【メーカー解説】

  • 2023.8.21

なるべく節約したいのが、エアコンの電気代。設定温度は意識していても、意外とできていない節電方法があるかもしれません。

そこで今回は、実践してほしいエアコンの節電術3選を、空調機メーカーのダイキン工業が公表しているデータを元にご紹介します!

1.節電のキホン!フィルターに埃を溜めないで

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Kwangmoozaa/shutterstock.com

節電の大事なポイントは「空気の通り道をふさがないこと」!エアコンは室内の暖かい空気を吸い込んで、熱を外に逃すことで部屋を涼しくしています。

そのため、フィルターに埃が溜まっていると空気中の熱をスムーズに集められなくなり、室内が設定温度になるまで時間がかかり、その分電気代もかかってしまうのです。

1年間フィルターを掃除しないと消費電力が25%も無駄になるとも言われています。2週間に1回の目安で、定期的にフィルターを掃除しましょう

2.室外機の周りもチェックして

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室外機も節電のためにチェックしておきたいポイントです。エアコンは室内の暖かい空気を吸って、室外機から熱を吹き出しています。室外機周辺に物を置いてしまうと吸込口や吸出口がふさがれて、効率的に熱を逃がせなくなってしまいます。

室外機周りはスッキリさせて、エアコンに負担がかからないようにしてくださいね。

3.スイッチのオン・オフは控えめに

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エアコンのスイッチをこまめにオン・オフするのはNGです

エアコンは、室内機で取り込んだ空気から熱を集めて、室外機から熱を外に逃がすことで部屋を涼しくしています。熱を運ぶ冷媒というガスを、室内機と室外機をつなぐ配管内で循環させている「圧縮機」という部品が、室外機に搭載されています。

熱を集めたり逃がしたりするのに欠かせない圧縮機は、エアコンの中で最も電力を消費すると言われている部品です。エアコンをこまめに付けたり消したりすると、暑い部屋を冷やそうとするたびに圧縮機に負担がかかり、たくさんの電力が必要に…。

30分程度の外出なら、1度オフにするよりも付けっぱなしのほうが節電につながるでしょう。

3つの節電方法を活用して夏を乗り切ろう

今回紹介した3つの方法は、どれも欠かせない節電方法です。フィルターや室外機周りの掃除は少々めんどうに感じる方もいるかもしれませんが、ちょっとの手間で日々の電気代を抑えられます。

まだまだエアコンが活躍する暑い日が続くので、ぜひ取り入れてみてくださいね!

参考資料:ダイキン工業「電気代高騰と熱中症リスクへの対応で求められる節電情報 」

※記事内の画像はイメージです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。