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「約6割の人が勘違い!」今すぐやめたい【エアコンのNG節電術】をメーカー解説

  • 2023.8.10
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画像:Butsaya/Shutterstock.com

ジリジリと暑い日が続く今の季節、生活に欠かせないのがエアコンです。ほとんど毎日使うからこそ、少しでもエアコンの電気代は節約したいですよね。

しかし、もしかすると間違った節電方法のせいで余計に電気代が高くなってしまっているかもしれません!そこで今回は、勘違いされやすい使い方と正しい節電方法を空調機メーカーのダイキン工業が公表しているデータを元にご紹介します!

エアコンの電気代を抑えたい方は、チェックしてみてくださいね。

約6割の人が使い方を勘違い…!

そもそもどれくらいの人がエアコンの節電方法を勘違いしているのでしょうか。

ダイキン工業株式会社が実施したアンケート(※)によると、約6割の人が節電の逆効果になりかねない方法を正しい節電だと勘違いしていることが分かりました。

せっかく節電を意識してエアコンを使っていても、その方法は“NG節電術”の可能性があるんです!

「エアコンの節電に関する実態調査 」2023年6月17日〜6月19日に実施。
全国527名の20歳~59歳までの男女が対象。

実は節電にならない?!NG節電術

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Naypong Studio/Shutterstock.com

ズバリ、よく間違われやすい節電術は、“風量をできるだけ「弱」で使うこと”です。風量は強でも自動モードでもなく弱にしたほうが良さそうと、なんとなく弱で使用していませんか?

実は、風量を弱にすると部屋を涼しくするまでに時間がかかり、その分消費電力が増えてしまう可能性があります。基本的に風量は自動にするのがおすすめです。風量を自動にしておくと、エアコンはスイッチを入れた後どんどん熱を運び出し、すばやく部屋を涼しくします。

必要な分だけ室内の熱を減らせたら、あとは部屋の温度を維持できるよう安定運転を続けます。このように「風量自動」はより効率的な運転で、余分な電気代を抑えることに繋がりますよ。

また、早く涼しくしたいときは、設定温度を下げるのではなく、風量を上げて体感温度を調整してみましょう。室内機の音が大きくなって電気がたくさん使われているように感じるかもしれませんが、実際は設定温度を下げるよりも少ない電気で動いているそうです。

正しい節電術を知って余計な電気代をカット!

意外と知られていない、エアコンの勘違い節電術。電気代を抑えて部屋を涼しくするには、基本的に「風量自動」にする、設定温度を下げる代わりに風量を上げるなど、「風量」を上手に調整するのが正しい節電方法です。

早速エアコンを使用する時に実践してみてくださいね!

参考資料:ダイキン工業「電気代高騰と熱中症リスクへの対応で求められる節電情報 」

※記事内の画像はイメージです。
※記事内の情報は記事執筆時点の情報です。