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「大丈夫です!」って使ってない?相手を嫌な気持ちにさせない【お断り】のソフトな伝え方6選

  • 2023.8.24
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CrizzyStudio/shutterstock.com

上司や取引先に強引な対応をされ、断れずに困ったことはありませんか?「断り」の場面というのは、仕事でもプライベートでもよくあるかと思います。相手から頼まれると断れないという方もいるでしょう。筆者もなかなか上手に断ることができず、悩んだ経験があります。

今回は、そんな困った場面で使える、相手を嫌な気持ちにさせない断りフレーズとポイントをご紹介します。「断り上手」な人になり、良好な人間関係を維持しましょう!

1.お断りフレーズ言い換え6選

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JomNicha/shutterstock.com

お断りする際の基本フレーズの言い換えから見ていきましょう。

  1. できません → できかねます
  2. お断りします → ご要望には添いかねます
  3. 欠席します → 参加を見送らせていただきます
  4. 難しいと思います→私の一存では決めかねます
  5. 本当に結構です→せっかくですが、お気持ちだけ頂戴いたします
  6. 勘弁してほしい→ご容赦ください

この言い換えを覚えておくだけでも、すでに断り上手です!注意するポイントとしては、たまに見かける「結構です」という意味で使われている「大丈夫です」というお断りフレーズ。

ビジネスシーンで使うのは絶対にNGです。特に、上司や取引先に対しては、大変失礼な言葉となるので注意してください!「構いません」「問題ございません」などと言い換えて使うようにしましょう。

2.クッション言葉6選

断りの文言では、上手にクッション言葉を取り入れましょう。お断りをするとき、「無理です」「できません」といった言葉だけでは相手を不快な気持ちにさせてしまいます。そこで、クッション言葉をプラスしてソフトな表現にすることで、お断りがとてもスムーズに行えます。

  1. 大変恐縮ですが
  2. 大変残念ですが
  3. 遺憾ながら
  4. ありがたいお話ですが
  5. 誠に不本意ではありますが
  6. あいにくですが

(例文)
大変ありがたいお話ではございますが、今回は見送らせていただきます」
「今回は大変残念ですが、ご提案をお受けいたしかねます」
誠に不本意ではありますが、お力になれず誠に申し訳ありません」

ポイントとして、クッション言葉に続ける断りの文言も否定形で終わらせないようにすると柔らかく伝わります。これらをうまく取り入れることによって、相手に対する申し訳なさをしっかりと文面に取り入れつつ断ることができますよ。

3.上手な断り方のポイント3つ

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最後に、上手な断り方のポイントです。

  1. 断り文言と代替案をセットで提示する
  2. 「感謝」と断らなければならない「残念な気持ち」をセットで伝える
  3. 断る理由を述べる(理由が無くても断ってOK)

相手の立場や気持ちを理解し、丁寧にソフトに断れば気分を害することはありません。むしろ、「きちんと断ることができる人物」という高評価につながることもあります。

“お断り”に大切なこととは…

大切なのは、断り方のマナーを理解することです。上記のお断りフレーズを参考に使いこなせば、きっと仕事が円滑に進み役に立つはずですよ。

断るのも仕事のうちと割り切り、ぜひ断り上手な人になってくださいね!

 



ライター:能美黎子(のうみれいこ/ Instagram:@reikonohmi
大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。
今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。
編集:TRILLニュース