イタリアで出会った絶品パスタに日本人衝撃。「なぜ日本ではマイナーなのか」

2023.9.16

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

みなさんが旅行の楽しみとしてパッと思いつくものはなんですか？これまでに国内は47都道府県制覇、海外は26カ国に訪れた旅好きの筆者は、その土地ならではの美味しいグルメこそが旅の楽しみの1つだと考えています。

今回はそんな旅好きの筆者が美食の国、イタリアで出会った絶品のパスタ「カチョエペペ」についてご紹介したいと思います。

「カチョエペペ」ってどんなパスタなの？

パスタやピッツァ、リゾットなど、いわゆるイタリアンの本場であり、お料理が美味しい国として人気の高いイタリア。そんな本場イタリアの数あるパスタの種類の中で「カチョエペペ」というパスタはご存知ですか？

日本ではあまり馴染みのない「カチョエペペ」ですが、実は首都ローマでは「カルボナーラ」、「アマトリチャーナ」と並び、“ローマ三大パスタ”と言われているのです。最近では日本のイタリアンでもメニューに加わるお店があったりと、少しずつ日本でも認知されつつあるのかもしれませんね！

そんな「カチョエペペ」ですが、他のパスタと比べて極めてシンプルなのが特徴の1つ。イタリア語で「カチョ＝チーズ」、「ペペ＝胡椒」という意味を持ち、文字通り、主にチーズと胡椒に茹で汁を少し加えただけのシンプルなパスタなのです。

実際にローマのレストランで「カチョエペペ」を食べてみた

ローマの街を散策していると、「カチョエペペ」はいろんなレストランのメニューに記載されています。せっかくなので実際に筆者も注文して頂いてみることに…。

筆者が訪れたのはローマの中心地にある「Santa Maria Osteria」お店で、「カチョエペペ」のお値段は11€（日本円で約1,700円）。一見するとカルボナーラのような見た目ですが、卵や牛乳を使用していない分重たさが少なく、濃厚なチーズの旨味を感じることができる絶品パスタ！いくつかのお店の様子を見ていると一口に「カチョエペペ」と言っても、ショートパスタから、一般的な細い麺を使用したものまで、お店によって少しずつ異なる点も印象的でした。

その他にも、トマトベースのパスタや、ピッツァ、リゾットなど、様々な本場の美味しいイタリア料理を頂きましたが、やはりあえて1番美味しかったものを聞かれると「カチョエペペ」の一択。ボロネーゼやカルボナーラなどと比べるとなぜか日本では少しマイナーなパスタですが、もしもローマに訪れる際には、シンプルながらに絶品な「カチョエペペ」にぜひ挑戦してみてくださいね！

その地域ならではのグルメも旅の魅力！

絶景や文化、ショッピングなど旅行にも様々な楽しみがありますが、その土地ならではのお料理やグルメも旅の醍醐味の1つですよね！遠く離れた地ではありますが、渡航制限が緩和され、海外旅行が少しずつ動き始めた今、イタリアで本場の絶品イタリアンを味わう旅も検討してみてはいかがでしょうか。

※記事内の情報は筆者訪問時および記事執筆時点の情報です。

ライター：けんちょ（Instagram / Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。