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大人が意外と間違える算数「1m² は 何cm²」?《小学生でもわかる問題》

  • 2023.9.4
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面積の単位は、いくつかありますが、その中で「m²」と「cm²」、これらの変換をきちんとできるでしょうか。

長さや重さは日常生活でもよく使いイメージしやすいですが、意外と面積の単位を意識する場面は少ないのではないでしょうか。

問題

1m²は、何cm²ですか?

よくある間違いが「1m²=100cm²」としてしまうことです。

確かに長さの単位を考えると「1m=100cm」となりますが、面積では違います。

「1m²」という面積がどのような広さなのかを考えると、わかるのではないでしょうか!?

 

さて、答えは「10,000cm²」です。

解説

まず「m²」という単位の読み方は「平方メートル」です。

「平方」というのは、実は「2乗」と同じ意味ということをご存知でしょうか。「x²」を「xの2乗」と読みますが、「xの平方」と言ってもいいのです。

では、なぜ面積の単位に「平方(2乗)」がついているのかと言うと、(縦の長さ)×(横の長さ)という計算をしているからです。

つまり、(長さ)×(長さ)という同じものを2回掛ける計算をしているから、長さの単位であるメートルの2乗という形になっているのです。
(x²というのは、xを2回掛けるという意味でしたよね)

「1m=100cm」というのは、日常生活でもよく使うので、慣れている方も多いでしょう。

「1m²」という面積は、1辺が1mの正方形を考えるとわかりやすいです。1m×1m=1m² ですよね。

これをcmに直して考えてみましょう。1m=100cmなので、100cm×100cmということになります。

つまり、その面積は10,000cm²と言うことです。

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単位の部分も「cm×cm=cm²」となっていますね。

まとめ

1m²=10,000cm² という単位変換、意外と間違えてしまう方も多い問題です。

ちなみに、メートルを漢字で表すと「米」です。不動産屋に行くと、土地や部屋の広さを「平米」と単位で表しますが、これは「平方メートル」のことです。ご存知だったでしょうか。


文・監修:SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」。

編集:TRILLニュース