「亭主関白」な父の元で育った夫。そんな夫と結婚すると！？

私は20代前半で現在の夫と結婚しました。遠距離恋愛だったため、「早く結婚して一緒に暮らしたい」という気持ちが大きかったからです。もう入籍して10年ほどになりますが、今でも「夫が夫でよかった」と思うことがあります。

家族のことを一番に考えてくれる

私は思ったことを言えず顔に出てしまうようで、夫は「我慢しないで、思ったことは言うんだよ！」とあえてメッセージで伝えてくれることがあります。

その言葉に、時には泣きながら我慢していたことをたくさん言ってしまう日もありますが「つらかったね、がんばったね」と受け止めてくれるのです。子どもたちのことも同様に接してくれて、やさしいパパだなと思います。

休みの日に料理をしてくれる

夫の父は家のことは何もしない、俗にいう”亭主関白”だったようです。家のこと、子育てをすベてこなしてくれた夫の母の背中を見て育った夫は、仕事のない日には自然に台所に立ち、料理をしてくれています。

私の息子も夫の料理のお手伝いをするのが好きなようなので、パパの背中を見て育ってくれている感じがして、うれしく思います。

お金の管理をしてくれる

「自分で働いたお金だから自分で管理するのは当然だよ」と言う夫。好きなだけ使っているように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。毎月の支払いはできるだけクレジットカードにしてポイントを貯めたり、食費と夫婦2人分のおこづかいを下ろしてくれて、その中でやりくりするようにしています。食材の買い出しも、週に一度まとめ買いしてくれています。

格安SIMなども利用して固定費の削減や無理のない節約をし、余ったお金を運用する。ただそれだけのことですが、価値観が合わなければ、「格安SIMは速度が遅くなるものもあると聞くから大手キャリアのままがいいし、運用とかギャンブルみたいなことやめてほしい……」となる夫婦も少なくないと思います。

夫は資産運用について動画サイトや本を購入して日々勉強してくれているので、安心して任せられることに感謝しています。

こんなにやさしい夫が私と結婚してくれて本当によかったのかな？夫だったらもっといい人いたんじゃないかな？と思ってしまうことが何度もありましたが、私を選んでくれたのだから、いいかげん自信をもとう！と決めました。子どもが大きくなり今よりも夫婦の時間が増えたら、2人でカフェに行ったり、手をつないで散歩したり、のんびり仲良く過ごせたらいいなと思っています。

著者／石川えみこ

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室