「好きだから実は必死です…！」男性が密かにしている「本命女性への本気サイン」

女性の目には何でもない行動に見えても、男性は本気で好きにさせようとしている。そんなアプローチがあります。ちょっぴり遠回しでわかりにくい、男性ならではの愛情表現を詳しく見ていきましょう。

「好きな女性が何かしていたら何か言われる前に手伝う。荷物を持ってあげるとか、エレベーターに乗るところであればボタンを押すとか」（31歳男性・会社員）

この男性は職場恋愛しているそうで、好きな同僚の業務はつねに把握しておいて、手伝えるところは積極的に動くとのこと。些細なお手伝いでも繰り返し示していくことで、「好きになってもらえるかも」と期待するようです。

男女では興味の対象がだいぶ違いますが、本気で好きな人のことはすべて理解したいと考えるでしょう。それが距離を縮める手がかりになると考えるようです。

「好きな人は乙女ゲームが趣味なので、自分も試しにやっていた時期があります。面白いとは思わなかったけれど、『こういうのが好きなんだな』と理解できたことが良かった」（34歳男性・会社員）

この男性は相手女性の趣味を理解することで会話の機会が増え、声優のイベントなどに一緒に行けたそうで。確かに、関係が進展するきっかけになったようです。

男性は好きな女性をリードして頼られたい、一目を置かれたいと考えます。そのためにはつねに余裕を漂わせていたいし、うろたえる姿は見せたくないでしょう。

「女の子が好きそうなカフェやごはん屋さんはチェックしている。急に食事に行くことになっても慌てないように」（31歳男性・会社員）

この男性は、ネット記事や情報番組で女子ウケが良さそうなお店を見かけるとひと通り確認するそうです。
「最近、こういうのが流行っているんだって」と話すことで一緒に行くチャンスがつかめるかもしれません。

男性は本気で好きな女性を丸ごと愛したいと考えます。アプリで加工された顔より自然な表情を魅力的に思いますし、誰も見たことがない顔を眺めて「自分だけが知っている」と満足するでしょう。

「彼女の寝顔を撮りためている。インスタに上げている写真は“作り物”だから、素の方がやっぱりかわいい」（28歳男性・公務員）

この男性いわく、ツーショット写真を撮るときは彼女が画像加工アプリを起ち上げるので、無加工の表情を撮ろうとすると寝顔しかないと言います。
それもあって、男友達に「彼女の写真見せて」と言われても見せるに見せられず、困ってしまうんだとか。

「好きな女友達の写真をこっそり撮ることがある。本人は『盛れてないから消して』と言うけど、変なタイミングで撮れた顔も愛おしく感じる」（35歳男性・会社員）

女性からすれば隠し撮りなんてとんでもない話ですが、男性は好きな人の素の状態を見たいのです。「変顔も全部かわいい」と言われるとドキッとするのかもしれません。

「好きな人が好きなお菓子を2つ、3つ買って『買いすぎたから1つあげる』と言う。すべて相手が好きなものを買っているから毎回喜んでもらえる」（31歳男性・会社員）

差し入れやプレゼント、お土産は自分の好みじゃないと処理に困りますが、好物であれば、くれた人に対する好感度が高まるでしょう。
また、一方的にアレコレもらうのは気が引けて重く感じるものの、「買いすぎたから1つあげる」とあえて全部くれないのはちょうど良いアプローチかもしれません。

男性は好きな人から「格好良い」と思われるようにアプローチします。胸のうちには熱い恋心が湧き上がっても、澄まし顔でクールに振る舞おうとするでしょう。余裕がある男と思われることが、好きになってもらうきっかけになると考えるはずです。

隙なくスマートに振る舞うときほど、男性はあなたのことが大好きで付き合うために必死になっているのかもしれません。

＜筆者情報＞
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。

文・沙木貴咲