Sexy Zone・中島健人さん ——「365日、360度、誰かが見ている」

2023.7.25
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会う人、見る人、聞く人の心に爪痕を残して虜にしてしまう、中島健人の魅力とルーツとヒミツに迫る！今回は、「見られている」意識、「見ているよ」と伝える意味について語ってもらいました。

実は努力で手に入れた“愛され力”を携えて中島健人「受け取るチカラ、伝えるチカラ」

「365日、360度、誰かが見ている」のキモチ

この世界に飛び込んだばかりの頃は「365日、360度、誰かに見られている」そんな意識を持ちながら生活していました。それは、怠けず、ゆるまず、努力を積み重ねられるよう、自分自身を律するためでもあったけれど、なかなかスポットライトが当たらない自分の思うように物事が進まない日々の中で、諦めないように、腐らないように、「この努力を誰かが見てくれているはずだ」と信じたい気持ちもあったんだと思う。

「ちゃんと見ているよ」と伝えること

一期一会の出会いを大切にしたいのは映画やドラマの共演者もまた同じ。今も縁が続いている役者仲間達からはよく「健人はマメだよね」と言われる。確かに、その人が出ている作品を見たとき、インタビューに答えている記事を目にしたとき「あれ、見たよ」と僕はよく連絡をする。それはきっと、自分自身が“きっと誰かが見てくれている”という気持ちに何度も勇気づけられた経験があるからなんだと思う。自分の努力をちゃんと見ていてくれて「頑張ったね」と声をかけてくれるそんな人が一人いるだけで、人は輝ける。だから、僕は何度でも「あれ、見たよ」を送る。その一言が、その人を、携わっている作品を、もっともっと輝かせるかもしれないと信じて。