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「夏なのに“メイクしたて”が続きます!」美容担当が太鼓判「崩れないベースメイクのやり方」

  • 2023.7.24

夏場は汗や皮脂などでベースメイクが崩れやすい季節。メイクが苦痛になっていませんか? そこで今回は、美容オタクのライターが崩れにくいベースメイクの手順をご紹介。スキンケアからベースメイクの仕上げまで、5STEPで解説いたします。

夏の暑さに負けないベースメイクの手順を紹介

汗も皮脂もメイク崩れの大きな原因。夏はそうしたメイク崩れの要素が多いため、メイク直しに時間がかかると嘆いている人も多いのではないでしょうか。

筆者もメイク崩れに悩まされていたのですが、いろいろとメイクを研究した結果、いつもより崩れにくいベースメイクを習得。そこで、夏におすすめの崩れにくいベースメイク手順について解説していきたいと思います。

1. 入念に保湿した後、ティッシュオフ

朝のスキンケアもベースメイクのうち。スキンケアで肌の土台をしっかり作っておかないと、ベースメイクが崩れやすくなってしまうんです。

メイク崩れの原因には、汗や皮脂だけでなく、乾燥も挙げられます。夏場はエアコンなどで肌が乾燥しやすいため、スキンケアの段階でしっかりと肌にうるおいを届けておきましょう。とくに水分をたっぷりチャージできるアイテムを選ぶのがおすすめです。

スキンケアをした後は、数分なじませる時間があるとよりもちもち肌に。ある程度肌に水分を補給できたら、メイク前に軽くティッシュオフしておくと表面のベタつきがなくなり、この後のベースメイクがしやすくなります。オフしすぎると乾燥の原因になるので、ベタつきが気になる部分をポンポンと押さえるだけにしてくださいね。

<使用コスメ>
エストラ アトバリア365 ハイドロスージングクリーム(編集部調べ)
容量:60ml
価格:¥3,300(編集部調べ)

2. メイクアップベースはパーツごとに使い分け

お次は下地です。下地にはメイクのノリやもちを良くしてくれるだけでなく、アイテムによってさまざまな用途があります。毛穴を目立たなくしてくれるもの、テカリを防止してくれるものなど、効果はそれぞれ。どれか一つを全顔に塗ってもいいのですが、顔のすべてのパーツに同じ悩みがあるわけではないため、パーツによって使い分けるのがおすすめです。

筆者は化粧もちをアップしてくれる下地を薄く全体に塗った後、赤み補正してくれるグリーンの下地を小鼻とニキビ周り、ツヤ感のあるパール入りの下地を頬の高い部分、テカリを抑えてくれる下地をおでこと鼻まわりに塗っています。

こうして使い分けることによって、下地である程度の肌悩みをカバーすることができるため、次のステップでファンデーションの厚塗りを防ぐことができるんです。

<使用コスメ>
(写真上から)
ベアミネラル プライム タイム デイリー プロテクト
ベアミネラル プライム タイム レッドネス リデュース
ベアミネラル プライム タイム ハイドレイト & グロウ
ベアミネラル プライム タイム オリジナル ポア
容量:各30ml
価格:各¥4,620

3. ファンデーションはなるべく薄塗りに

ステップ2である程度肌悩みをカバーしたので、ファンデーションはなるべく薄塗りに。厚塗りしすぎると、ムラになってメイク崩れが気になりやすくなってしまいます。

ファンデーションはいきなり顔に広げてしまうと量を調節しにくくなるため、まずは手の甲にとってから少しずつ顔にのせるようにしてみてください。より薄づきにしたい場合は、指で塗るよりもスポンジがおすすめ。厚塗りを防ぎ、ムラなく均一に塗り広げられます。

薄く塗っただけではカバーが足りない…なんて方も、少し我慢! 完全なカバーは、次のステップまでお預けです。

<使用コスメ>
シュウウエムラ アンリミテッド ラスティング フルイド
容量:35ml
価格:¥6,600

4. 肌トラブルはコンシーラーでカバー

下地とファンデーションだけでカバーしきれなかった肌トラブルなどは、コンシーラーでカバーしていきましょう。さまざまな肌悩みに対応できるよう、数色入りのコンシーラーパレットがあると安心です。

指やブラシで気になる部分に少量のせた後、トントンと軽く叩くようになじませます。軽い肌トラブルであれば、スポンジで薄づきに。しっかりカバーしたい部分は、指でなじませるのがおすすめです。

どうしてもカバーできなかった部分は、コンシーラーの上からファンデーションを重ねてもOK。このときも厚塗りにならないよう、少しずつ重ねてバランスを見てくださいね。

<使用コスメ>
セザンヌ パレットコンシーラー ハイカバー
価格:¥748

5. フェイスパウダーはしっかりと

フェイスパウダーには余分な皮脂を吸着してくれる役割があるため、しっかりめにつけておくとメイク崩れ防止に。肌にパウダーを密着させ、メイクしたての肌をキープしましょう。

ブラシで塗る場合は、ブラシに粉をとったあと、一度手の甲などで余計な粉を落としてから肌にのせると自然な仕上がりに。小鼻周りなど、細かい部分はくるくると回すように塗ることでより崩れにくく仕上がります。

パフを使う場合は、粉つきが均一になるよう、十分に粉を含んだパフを揉み込んでからのせるのがおすすめ。こちらもつけすぎないよう、手の甲で軽く落としてから使うといいでしょう。

<使用コスメ>
エトヴォス ミネラルリフレクティングスキンパウダー(2023年9月1日発売)
容量:8g
価格:¥4,950

ベースメイクは薄く重ねるのがおすすめ!

美容オタクの筆者が勧める、崩れにくいベースメイクの手順についてご紹介しました。

肌悩みをカバーしようと、すべての工程で厚塗りしてしまうとメイク崩れの原因に。また、崩れ方が汚くなってしまうため、メイク直しが大変になってしまいます。

しっかりと保湿した肌に各アイテムを薄く塗り重ねることで、夏の暑さに負けないベースメイクが完成するはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。

筆者情報

比嘉桃子
1992年生まれのフリーライター。化粧品検定1級を保有しており、美容ジャンルを中心に執筆中。いち消費者としてもコスメやスキンケアを愛する美容オタク。

文・比嘉桃子

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