「サボらないでよ！」妊娠中に出勤すると、同僚は容赦なく激怒。会社にも居場所がなく…＜半分夫＞

マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。マチ子さんがつわりに苦しみながら作った夕飯に、文句を言い続けたブン太。マチ子さんは結婚前のやさしかったブン太を思い返し、イライラするのはつわりだからとやり過ごすことにしました。しかし後日、ブン太は洗剤を補充してないとマチ子さんに注意。「それくらいやってほしい」と口にするマチ子さんでしたが、ブン太は自分ばかり家事をしていると主張します。

家も会社も居心地が悪く

私は夫から「もっと頑張って」と言われ、落ち込みました。

しかし、「頑張れ」と言われるのは、夫だけではなかったからです……。

マチ子さんは妊娠して体調が良くないと会社にも伝えていましたが、仕事量が変わるわけではありませんでした。

同僚に負担をかけてしまうため必死で仕事をこなしますが、思うようにいかないマチ子さん。

「サボるな！」
と同僚から叱責され、焦れば焦るほどマチコさんのつわりの症状もひどくなるのでした。

同僚の強い口調に余計に焦ってしまうマチ子さん。

自分の体がうまく動かないことを、自分自身が1番知っているからこそ、心苦しいですよね。

しかし、同僚も本当は手放しで喜びたいのではないでしょうか。でもそれができないのは仕事を振っている会社や上司の配慮が欠けているからかもしれません。

双方が気持ちよく働くためにも、上司や会社全体が、仕事量やそれぞれの役割を調整する動きになればいいですよね。

---

著者：マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部