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【京都駅ランチ】意外な穴場!新幹線構内で名物にしんそばを味わえる「松葉 京都駅店」人気メニューTOP3

  • 2023.7.23

京都グルメといえば、「にしんそば」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? そんな京都名物で知られる老舗そば店「松葉 京都駅店」が、JR京都駅の新幹線コンコース内にありました。これは知っておくと便利ですよ! 京都人でも意外と知らない穴場の名店の人気メニューTOP3をご紹介します。

©︎松葉

 

 

にしんそばの名店「松葉 京都駅店」

京都グルメでおなじみの「にしんそば」。その元祖が、文久元(1861)年に開業、歌舞伎でおなじみ南座の西隣、鴨川の向かいに構える老舗そば店「松葉(まつば)」。現在は5代目が営み、創業160余年を迎えるお店です。

2代目がおいしく煮込んだにしん棒煮とそばを合わせることで、栄養バランスのよい商品として誕生したのが「にしんそば」。それ以来、「松葉」の“総本家にしんそば”は、京都名物として親しまれています。

その支店が、「松葉 京都駅店」JR京都駅の新幹線コンコース内(博多方面ホーム下、東京寄り)にあるのです。意外と知らない人が多いと思いますが、新幹線の乗り降りの前後に立ち寄るのに最適!

©︎松葉

店内は思ったより広くゆとりがあり、席数は約40席。落ち着いた雰囲気の4人席ではゆっくりと食事を楽しめますし、一人でサクっといただくのにも便利ですよ。

©︎松葉

「松葉 京都駅店」人気メニュー

人気No.3 :暑い季節にうれしい「冷やしにしんそば」

©︎松葉

人気メニュー第3位は、「冷やしにしんそば」1,815円(税込)。

温かいにしんそばのだしとは異なる、少し濃い目のざるだしでいただきます。にしんの上にとろろと青のり、うずら卵がのり、滋味あふれる一品。特に暑い夏に人気です。

人気No.2:揚げたての天ぷらと味わう「天せいろ」

©︎松葉

「天せいろ」2,000円(税込み)が第2位。

揚げたての天ぷらは、大ぶりのエビ一尾、サツマイモ、ナス、ししとう、カボチャの5種。

ざるそばは、かつおのみで取った濃い目のだしでいただきます。少しボリュームが欲しいときにおすすめです。

人気No.1:京都名物!「総本家にしんそば」

人気No.1は、やっぱり「総本家にしんそば」1,650円(税込)。

創業以来変わらぬ味が人気。よく見かける写真では、にしんがそばの上にのっていることが多いですが、実際は器の上に這うように盛り付けているイメージ。

これには理由があります。にしんを煮るたれが甘いので、だしにそのたれがじわじわと溶け出るよう、しっかりとだしの中に浸しているのだそう。確かに、少しずつだしの色合いも味も濃くなっていきます。

はじめにいただくだしは、少し薄いくらいの優しい味わい。にしんのたれが溶け出した後を考慮して、バランスが取れるようにあっさり風味にしているのだとか。それでも昆布と鰹節で取っただしの味わいはしっかりと感じられます。

にしんはしっかりと甘辛風味。にしんが主役のおそばです。ネギはもちろん地元の九条ネギ。

山に囲まれた京都では、新鮮な海の幸に恵まれず、朝廷への貢物も「にしん」や「たら」などの干魚類が主だったそうです。にしんそばが開発された当初、“みがきにしん”は、貴重なタンパク源であり保存食でした。それがその当初流行し、現在では名物になっているのです。

一品ものやお土産も

ほかの温かいそばも多彩にそろいます。

暑い季節には冷たいそばや夏限定メニューにも惹かれますね。

一品ものもそろい、お酒やビールもあるので、ちょっと一杯という使い方もOK。筆者が訪れた午後3時頃には、ほぼ9割が一人客で、実際に昼飲みしている人もいましたよ。

店頭には「にしんそば」やオリジナル「カレー」などのお土産もあります。

新幹線のコンコース内という特殊な場所にありますが、京都の玄関口でなるべく早めに京都名物を味わいたい! というときにはぴったり。京都の街に繰り出す前、新幹線に乗る前にと使い勝手の良いお店です。

松葉 京都駅店

住所:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3

京都駅2階新幹線コンコース内(博多方面ホーム下、東京寄り)

電話:075-693-5595

営業時間:10:00~21:00 (L.O.20:30)

定休日:無休

[Photos by Yo Rosinberg]

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