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才能あふれるパク・ミニョンが時代劇からロマンスまで縦横無尽な秘訣とは?

  • 2023.7.23

パク・ミニョンの女優としてのキャリアで大きな成功を手にしたドラマと言えば、『トキメキ☆成均館スキャンダル』である。彼女は「意外性のある」男装に扮し、ハツラツとした演技で絶大な人気を博した。そのときは本当にフレッシュな女優だった。

その後の彼女は、『Dr.JIN』、『ヒーラー~最高の恋人~』などの出演作でも、存分に存在感を見せてくれた。特に『ヒーラー~最高の恋人~』では、チ・チャンウクとの共演で、明るく力強く生きる傷だらけのヒロインを軽快に演じ、このドラマを通じてパク・ミニョンの新たな一面に触れた視聴者も多いに違いない。

2007年には、史実に基づいた本格時代劇『七日の王妃』で主演を果たした。彼女が演じたのは、1506年にわずか7日で廃妃(ペビ)となった伝説の女性、端敬(タンギョン)王后である。時代に翻弄されていく波乱に満ちた人生が壮大な歴史物語として描かれたが、パク・ミニョンの熱演は圧巻の一言であった。

次に彼女は雰囲気を一新し、『キム秘書はいったい、なぜ?』でラブコメに挑んだ。ここでは、財閥の御曹司の秘書役を凛々し演じ、パク・ソジュンと息の合った演技で視聴者を引きつけた。このドラマは今でも「ラブコメのナンバーワンの人気作」に選ばれることも多く、大変な成功を収めた。

加えて、パク・ミニョンは『彼女の私生活』では、アイドルオタクのやり手のヒロインをコミカルに演じ、視聴者に笑いと涙を提供した。

トップ女優として活躍しているパク・ミニョン
キュートな魅力

さらに思い出すのは『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』だ。パク・ミニョンは総括予報課長チン・ハギョンに扮し、ソン・ガンが演じる天才予報官イ・シウと年の差を超えたラブロマンスを展開した。このドラマでのパク・ミニョンは、威勢よくタンカを切る場面が何度もあり、痛快なセリフを見せてくれた。

このように、それぞれのドラマで演じた彼女のキャラクターには人間味があり、一言で言えば「キュートな魅力」に象徴されていた。「華やかで愛嬌があって美しい」。それがパク・ミニョンの真骨頂なのだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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