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愛され女性の共通点…! 彼や夫がずっと大切にしたいと思う「女性の秘訣」

  • 2023.7.22

婚活サポート・結婚相談所を経営している、作家の安本由佳さん。ご自身のインスタグラムに届くお悩みを毎週掲載します。リアルな婚活市場を取材してきた知見を生かし、恋愛、仕事、夫婦、家族、友だちなどいろいろな悩みにお答えします!今回は激務で多忙な彼氏と結婚し、幸せになりたい27歳女性のお悩み。

激務の彼氏とうまくやっていけるか不安…

『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!

さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。

お悩み:1か月後に彼が東京本社に栄転することになりました。「向こうでの生活が落ち着いたらプロポーズするね」と言われているのですが、多忙の中でタイミングを逃してしまわないか心配です…。

また予定通りに結婚が叶ったとして、新天地で激務に追われる夫とうまくやっていけるのか、私は何をしてあげたらいいのか、どんなスタンスでいるべきなのか、いろいろと不安で…多忙な夫と上手に付き合う方法についてアドバイスが欲しいです。(27歳・会社員)

期限だけ決めたら、あとは彼に任せて

東京本社への栄転が決まり、やる気に満ちているであろう彼の頭の中は、おそらく仕事のことでいっぱいです。さらには付随する引っ越し作業や新生活の準備もあるわけで、自分のことだけで精一杯というのが実際のところではないでしょうか。しばらくはあれもこれもと求めず、落ち着くのを待つほかなさそうです。

ただそうは言っても、相談者さんの気持ちもよくわかります。「向こうでの生活が落ち着いたらプロポーズするね」という口約束は絶対に守ってもらいたい。守ってもらわないと困りますね。

であれば、たとえば半年後などの期限だけ決めておいてはどうでしょうか。

結婚のタイミングは相談者さんの人生にとって非常に重要なこと。「時期だけはハッキリさせておきたいんだよね」と伝え、プロポーズの期限を決めておいてもらいましょう。

そこだけ約束してもらったら、あとはもう彼に任せるのが良さそうです。たまにリマインドするくらいはアリですが、追い詰めたりしないで気長に待ってください。

いつまでも愛される女性の秘訣は…

約束したスケジュール通りに結婚が叶ったとして、大事なのはその後の結婚生活ですよね。

激務に追われる多忙な夫のために、妻として何をしてあげたらいいのか。どんなふうに支えてあげるべきなのか。ーー相談者さんはあれこれ考えられているようですが、実は……放っておいてあげるのが一番です。

「何かしてあげたい」という、その気持ち自体は素晴らしいし彼も嬉しいと思いますが、そこに見返りを求める気持ちが1ミリでも入ってしまうと逆に負担をかけることになります。仕事に追われていっぱいいっぱいなところに、自分が頼んだわけでもないのに「〇〇したんだからして」などと求められたら重荷でしかありませんよね。

見返りを一切求めず尽くせる人のことは止めませんが、そうでないなら「頑張って出世してね!」と背中を押してあげるだけで十分です。むしろそうやって放置してあげた方が、彼も気兼ねなく仕事に邁進できて気が楽なんです。

そして相談者さんは自分で自分の時間を大いに楽しみましょう。仕事でも趣味でもいいから自分の世界を持って、彼の仕事と同じくらい一生懸命になれるものを見つけてください。

夢や目標に向かって頑張る人は輝きますし、そんな妻の姿は夫にとっても良い刺激になります。必要以上に尽くされたり世話を焼かれるよりもずっと魅力的に映り、永く愛されます。

筆者紹介

安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。

©Cavan Images / Liza Zavialova/Getty Images

文・安本由佳

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