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大安、仏滅…「六曜」気にする?気にしない?「迷信には理由がある」「時代錯誤」の声も…男女1000人の“意識”浮き彫りに

  • 2023.7.23
「六曜」気にする?
「六曜」気にする?

カレンダーに表記されている「大安」「仏滅」「友引」といった「六曜」。あなたは普段、この「六曜」を気にしますか。それとも、気にしませんか。NEXER(東京都豊島区)が運営する「日本トレンドリサーチ」が、「斎奉閣・家族葬会館 和ごころ」を運営する三重平安閣(三重県四日市市)と共同で、「六曜」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

「気にする」のは祝い事より葬儀?

調査は2023年7月、全国の男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計1000人から有効回答を得ています。

全回答者に「お通夜や葬儀を行う際、『友引』を避けるか」について聞いたところ、68.2%が「避ける」と回答しました。その理由として、「友引に葬儀を行うとまた別の葬儀が続くといわれていて縁起が悪いから(50代女性)」「日本人独自の信仰観念だから(40代男性)」「昔からの習慣だから(50代女性)」「自分はこだわりはないが人によってはこだわる人もいると思うから(50代男性)」といった声が寄せられました。

一方で、「避けない」と答えた人も31.8%いました。理由を聞くと、「迷信だと思うから(20代男性)」「初めて知った。今まで知らなかった(40代男性)」「もうそんな時代じゃない(30代女性)」といった声が寄せられ、気にしない人や「時代錯誤」と捉える人もいることがうかがえました。

では、「祝い事」の場合ではどうでしょうか。全回答者に「結婚式や入籍など、祝い事の際に『大安』や『仏滅』などを気にするか」について聞くと、「気にする」が59.3%、「気にしない」が40.7%となりました。

こちらも理由を聞いてみると、「気にする」と答えた人からは「縁起が良いと言われてきたのであれば、多分良い日なのだろうという気軽な感じ(50代女性)」「大安におめでたいことをした方が、気分的にもいいから(40代男性)」「迷信には理由があると思うから(40代女性)」「たぶん何もないとは思うが、避けられるならそれに越したことはないと思うから(50代男性)」といった声が。イメージの問題をはじめ、「せっかくなら縁起のいい日に…」と考える人が多いことがうかがえます。

一方、「気にしない」と答えた人からは「カレンダーにも書いてあるけど大して気にならないから(20代女性)」「費用など総合的に判断して(50代男性)」「それらに合わせたところで何が変わるわけでもないので(50代男性)」「ある程度は気にするが、気にしすぎるといろいろな予定と合わない気がするから(40代女性)」といった声が集まりました。「気にならない」「何かが変わるわけではない」「予定と合わせづらい」と考える人も少なくないようです。

また、「普段『六曜』をどれほど気にしているか」を聞くと、最も多くの回答を集めたのは「やや気にしている」(40.9%)でした。「とても気にしている」(6.8%)を合わせると、全体の47.7%が「六曜」を気にしていることが分かる結果となっています。

調査結果を受けて、同社は「『葬儀に六曜の縁起は関係がない』といった考えも広まっています。ご家族や親族で話し合い、納得のいく日取りを決めてみてはいかがでしょうか」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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