「ここまで言う人だった？」つわりに苦しむ妻が作った夕飯を、細かく指摘する夫に絶句＜半分夫＞

マチ子さんは妊娠をきっかけに夫のブン太と結婚しました。家事も生活費もきっちり「半分」にしたいブン太のこだわりは次第にエスカレートし、幸せだった生活が壊れ始めます。つわりがひどく、夕飯は買ったもので済ませたいマチ子さんでしたが、ブン太は「うどんくらい作れるでしょ？ 」と家事を休むことを許しません。マチ子さんは不満に思いながらも、家事をしない男性に比べて、きっちり半分の家事をこなすブン太はマシなほうだと自分に言い聞かせていました。

細かい注文が多い夫

私はつわりの苦しさに耐えながら、なんとかうどんを作りました。
ですが「できたよ」と声をかけてもスマホに夢中な夫。

私がイライラしていても、気付かない夫は余計にイラッとする発言を繰り返し……。

夫は「うどんの味が薄い」「ゆで卵の黄身が均等じゃない」などと、細かい文句を言い続けます。ただでさえつわりで気持ち悪いマチ子さんは、こんなときまで半分にこだわる夫に我慢の限界。

しかし夫は、なぜマチ子さんが怒っているのかわかっていません。

マチ子さんが先に寝ると席を立つと、夫は「待って」と呼び止めます。

「これ片付けてから行きなよ、だらしないなぁ……」
マチ子さんは夫のこの発言に「ここまで言う奴だった？」と理解に苦しむのでした。

せっかく作った料理にケチをつけ「つわりで気持ち悪い」と言っているのに、片付けにまできっちりしろと言う夫。マチ子さんが夫を尊重して「半分ルール」を守ろうと努力しても、次々に細かく指摘を言われては腹も立ちますよね。

日常的にこんな指摘が続くのは、つわりでなくても耐え難いものです。またルールというのはお互いが気持ちよく生活するための決まりではないでしょうか。「半分ルール」に固執する夫に対しては、一度「ルール」の中に「体調不良の際は無理をしない」などという決まりを強制的に組み込んでみるのもいいかもしれませんね。

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著者：マンガ家・イラストレーター ツムママ

ベビーカレンダー編集部