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親が将来お世話になるかも?「老人ホームとグループホーム」「介護付老人ホームと住宅型老人ホーム」の違い分かる?

  • 2023.7.21
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親のためや自分のために、誰しも考えなければならない「グループホーム」や「老人ホーム」、「介護付老人ホーム」や「住宅型老人ホーム」は高齢者が入居する場所ですが、4つの内容は異なります。どんな違いがあるのでしょうか?

■「老人ホーム」と「グループホーム」はどう違う?

「老人ホーム」とは、高齢者が専門スタッフの支援を受けながら生活する施設です。老人ホームの種類は多く、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、民間事業者が運営する有料老人ホームなどがあります。

養護老人ホームは、経済的に厳しく自宅で生活を続けることが困難な高齢者が対象で、特別養護老人ホームは、常時介護を必要とする高齢者が入所対象となります。

「グループホーム」とは、認知症高齢者が介護スタッフと共に少人数のグループで生活するホームです。介護保険法での正式名称は「認知症対応型共同生活介護」といいます。

グループホームは認知症の進行を遅らせることが目的です。自分でできることは行いながら皆で協力して日常生活を送ります。入所に必要な条件は、認知症であるという医師の診断、「要支援2」以上の認定、その地域に住民票があることなどです。

入居定員は2ユニットで18人までと定められています。ユニットとは入居者の個室と食堂や居間などの共同生活空間を合わせたものを指し、1ユニットの人数は5~9人とされています。

■「介護付老人ホーム」と「住宅型老人ホーム」はどう違う?

「介護付老人ホーム」とは、24時間体制で介護サービスが受けられる施設です。入居者は介護度に応じて決められた料金を毎月支払います。定額制のためサービスを多く利用しても費用は上がりません。

介護付老人ホームには介護職員以外にも栄養士や生活相談員、リハビリを担当する機能訓練指導員など、さまざまな人員が配置されます。日中は看護師が常駐し、服薬管理や血圧チェックなどを行います。

一方、「住宅型老人ホーム」とは、自立状態の人も入居できる老人ホームです。介護が必要なときは外部のサービスを利用します。

介護サービスには保険が適用されるため、利用料金の自己負担は1割〜3割程度です。ただ、介護保険には限度額が設けられており、超えた分は全額自己負担になります。

文/編集・dメニューマネー編集部

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