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【モロッコインゲン】を使ったレシピ13選〜美味しい食べ方や特徴、保存方法もご紹介!

  • 2023.7.21
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インゲン豆が大きくなる前に若採りし、さやごと食べるサヤインゲン。実はさまざまな種類があるのをご存じですか? そのなかのひとつが「モロッコインゲン」という品種。モロッコインゲンは広く知られているサヤインゲンと比べて、平たく、大きめのサイズが特徴です。

今回は、モロッコインゲンの特徴と、おすすめレシピ【13選】をご紹介します。今まで食べたことがなかった方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■モロッコインゲンとは?

モロッコインゲンは長さ15~20cmほど、幅は1.5~2cmくらいで、一般的なサヤインゲンよりも大きめです。シャキシャキした食感で、特有の甘みがあります。もともと地中海沿岸地域で食べられていたものが、1976年ごろ日本へやってきました。

和え物や炒め物、揚げ物など幅広い料理に使える万能野菜ですが、スジがほとんどないので下ごしらえは両端を切り落とすだけでOK。サッと塩茹でするとやわらかくなり、鮮やかな緑色をキープできます。

施設栽培されたものは年間を通して出回っていますが、旬は7月から9月頃。さやの内側の豆が小さいものの方が食感が良いのでおすすめです。古くなると食感が悪くなるので、2〜3日で食べ切りましょう。たくさんある場合は、かために下茹でして冷凍保存しておけばすぐに使えて便利ですよ。

■モロッコインゲンを使った【副菜】レシピ6選

・モロッコインゲンのショウガじょうゆ

モロッコインゲンをさっと塩茹でし、すりおろしショウガとしょう油でいただくレシピです。素材そのものの味が楽しめ、モロッコインゲンの甘みを存分に味わうことができますよ。シンプルな味つけなので、ぜひショウガは生のおろしたてを使って香り高く仕上げましょう。

・モロッコインゲンの天ぷら

モロッコインゲンは天ぷらにすると、甘みが引き立ちとっても美味しい! 塩茹でしてから揚げるため、サッと短時間揚げるだけでOKです。シンプルに岩塩でいただくと、野菜の旨味そのものを味わえます。さっぱりしていて夏にピッタリですね。

・モロッコインゲン炒め

モロッコインゲンをサッと炒めて、しょう油と塩コショウで味つけすれば完成です。香ばしいゴマ油が食欲をそそりますよ。茹でてから炒めることで、鮮やかな緑色に。簡単に作れるので、ちょっとしたおつまみにおすすめです。

・モロッコインゲンとしらたきの炒め煮

シャキシャキのモロッコインゲンと、ツルッとしたしらたきの食感が新鮮な組み合わせの副菜です。緑のモロッコインゲンと赤ピーマンのコントラストもキレイですね。定番の甘辛い味つけでごはんが進みますよ。お好みで一味唐辛子を振り、辛みを加えてください。

・モロッコインゲンの煮物

モロッコインゲンを甘辛の煮汁でやわらかく煮る煮物です。だし汁とかつお節を使うことで、風味豊かに仕上がります。煮汁がしみたモロッコインゲンは、少しクタッとしていて塩茹でとはまた違った味わいなので、ぜひお試しくださいね。

・モロッコインゲンのカレーマヨ和え

モロッコインゲンを塩茹でし、カレーマヨソースで和えて出来上がり。スパイシーでコクのあるカレーマヨソースは、甘みのあるモロッコインゲンとの相性抜群です。手軽に作れて、緑色も鮮やかなので、お弁当のおかずにもどうぞ。

■モロッコインゲンを使った【主菜】レシピ1選

・シャキシャキおいしい モロッコインゲンの炒め物

モロッコインゲンとベーコンをみんなが大好きなバターしょう油で炒めます。甘みのあるシャキシャキのモロッコインゲンと塩気のあるベーコンの組み合わせはたまりません! ベーコンのおかげでボリュームもアップ。ごはんのおかずにピッタリです。

■モロッコインゲンを使った【汁物】レシピ1選

・大根と油揚げのみそ汁

大根とモロッコインゲン、油揚げを入れるおみそ汁。違う食感の3種類の具が合わさって、美味しいですよ。モロッコインゲンの緑色がアクセントになり、彩りも◎。モロッコインゲンは食感を生かすために、さっと煮る程度でOKです。

■モロッコインゲンを【飾りつけ】に使ったレシピ5選

・カボチャと鶏肉の煮物

甘いカボチャとジューシーな鶏もも肉のごはんが進むおかずです。鶏肉から出る旨味が加わり、甘いカボチャの煮物が苦手な方でも食べやすくなっています。別茹でしたモロッコインゲンのシャキシャキ食感も小気味良いです。

・イワシの黒酢煮込み

黒酢を使ったコクのある、さっぱりした煮物です。お酢の効果でイワシの骨までやわらかく煮込まれるので、手軽にカルシウム補給もできます。茶系になりがちな煮物は、別に茹でたモロッコインゲンを添えることで、彩り鮮やかに。

・スペアリブと大根の塩煮

スペアリブと根菜のシンプルな塩味の煮物。スペアリブは焼いてから湯をかけ、余分な脂を落とすひと手間で、臭みがなく美味しい煮物に仕上がります。モロッコインゲンは食感を生かすために、最後に加えてサッと煮るのがポイントです。

・切干し大根の煮物

切り干し大根を使った、食物繊維たっぷりのやさしい味の煮物です。切り干し大根の煮物はどうしても色合いが茶色くなってしまいますが、モロッコインゲンを加えると緑色が映えて彩りが良くなります。日持ちするので、たくさん作って常備しておくと便利ですよ。

・高野豆腐の煮物

たっぷりのだし汁で煮含める高野豆腐。かむとジュワッと出汁がしみ出てきます。シイタケやモロッコインゲン、ワカメなど食感の異なる食材との組み合わせもいいですね。少し手間はかかりますが、干しシイタケは別に煮てしっかりめの味つけにするとワンランク上の美味しさに。

サヤインゲンの仲間のモロッコインゲン。茹でても揚げても、炒めても美味しく、食卓を華やかに彩ってくれます。スーパーで見かけたら、今回ご紹介したレシピを参考にして、旬のモロッコインゲンを味わってみてください。

(稲見ぶん)

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