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「お前か!」息子が育てていたトマトを食べた犯人は、夫!驚きの言い訳とは!?<食料を食いつくす夫>

  • 2023.7.21

夫は、妻の料理を残さずキレイに食べてくれる、明るくてやさしい人。新婚当初、妻はたくさん食べる夫の姿を見て、「食いしん坊なんだから♡」とほほ笑ましく思っていました。しかし数年後、苦い表情で夫が食事をする姿を眺める妻……。夫は、翌日の分を想定して作ったものまで、すべて食べてしまう、“食いつくし系夫”だったのです。息子が誕生し、家庭の環境が変わっても、夫の食い意地が直ることはなく、妻は頭を抱えていました。息子が楽しみにしていたおやつや、隠しておいたものまで探しだして食べてしまう夫。家族で出かけたフードコードでは、妻が席を外している間に、妻と子どもが食べるはずのうどんを食べてしまう始末……。「あまりガミガミ言いたくない」と思っていた妻ですが、イライラが積み重なっていきます。

夫に対しては諦めにも似たような感情の妻。時折イライラさせられつつも、なんとか気持ちを落ち着かせながら過ごしていました。

数年後、息子は小学生に。

学校から持ち帰ってきたミニトマトの鉢植えを「明日、観察の宿題を済ませてから食べる!」と楽しみにしていました。

しかし翌朝、ミニトマトはなくなっており、ヘタだけがまわりに落ちていたのです。

顔をこわばらせ、涙目になる息子をなだめ、「鳥が食べちゃったのかもね」とフォローする妻。

しかし、鳥ならば実をそのままつつくはず。妻は嫌な予感がしていました……。

嫌な予感は的中してしまい…

息子が寝たあと、夫に尋ねてみると……。

「昨日……夫は酔っ払って帰ってきて、朝方に出かけたけど……まさかそんな……」

どうしても疑心暗鬼になってしまう妻は、夫に尋ねてみることに。

「庭にあったミニトマトの鉢あったでしょ。息子が育ててるんだけど、なってるトマト食べたりした?」

「あー……酔っ払ってて……でも冷蔵庫の中に食いものなかったらから。トマトはまたなるだろ?」

平然と答える夫。

「やっぱりお前か〜!!」

怒鳴りつけたい気持ちを抑え、妻は冷静に話そうと努めます。

「子どものもの勝手に食べるのはありえないって前にも言ったよね」

息子が赤ちゃんのころから、息子のおやつなどを食べてしまっていた夫。

「息子は今日、トマトを収穫するのをすごく楽しみにしてたんだよ?」

冷静に夫に話しますが、夫は「知らなかったし。庭になってるものは食っていいって普通思うだろ」と、バツが悪そうな表情ではあるものの、反省の色は見せません。

そして、「酔っぱらってたらいろいろ食べたくなるし。すぐ食えるもの準備しておいてくれたらよかったんだよ」と開き直るのでした。

息子が大切に育てていたミニトマトがなくなっていたのは、やはり夫の仕業でした……。素直に謝ればいいものの、「すぐ食えるもん準備しといてくれたらよかったんだよ」と、妻に責任があるかのような言い方をして、目も当てられません。

内心、怒りに満ちている妻ですが、冷静を保つよう努めました。しかし、子どもが楽しみにしていたものまで食べてしまうのは、さすがに許せない様子。妻は今まで、夫の悪い癖をある程度は許容しています。妻の気持ちを理解し、子どものことを考え、夫には我慢してもらいたいものですね。


著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

ベビーカレンダー編集部

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