NewJeans新曲MVに登場した“世界的スター”たち、どう交渉した？所属事務所が秘話明かす

韓国の5人組グループNewJeans（ニュージーンズ）の新曲ミュージックビデオが話題のなかで、所属事務所が出演交渉秘話を明らかにした。

NewJeansは7月20日0時、2ndミニアルバム『Get Up』のトリプルタイトル曲のひとつである『Cool With You』のミュージックビデオ（side A）と、『Cool With You & Get Up』（side B）を公開した。

そのミュージックビデオには、俳優トニー・レオンと『イカゲーム』女優チョン・ホヨンがサプライズ出演。チョン・ホヨンは神の地位を捨てて愛を選ぶ役を演じ、繊細な感情の演技を披露した。トニー・レオンは短い登場にもかかわらず、目つきとオーラだけで強烈な印象を残した。2人とも台詞は一言もないが、ギリシャ神話のエピソードを現代的に脚色したミュージックビデオの完成度を最大化した。

今回のミュージックビデオを制作したシン・ウソク監督とADORのミン・ヒジン総括プロデューサーは、「たとえ短い登場でもカリスマ性があり、存在感のある俳優が必ず登場してほしかった。多くの悩みの中でトニー・レオンを思い出した」とし、「トニー・レオンは短く登場する役割であるにもかかわらず、事前にシナリオを几帳面に分析してミュージックビデオの中の白髪スタイリングを直接提案するなど、熱意を示した。彼は現場でも大俳優の名声にふさわしく最善を尽くす姿で、スタッフの賛辞を受けた」と説明した。

世界的なスター、なぜ出演？

トニー・レオンへの出演依頼は、ミン・ヒジン総括PDが直接乗り出して成功させた。ミン・ヒジン総括PDは、知人を通じてトニー・レオンにシナリオを伝え、ミュージックビデオのストーリーを確認したトニー・レオンは、分量と関係なく魅力的なキャラクターにノーギャラで出演した。

そんなトニー・レオンとチョン・ホヨンは、ADORを通じて出演の感想を伝えた。

トニー・レオンは「良い縁があったし、韓国ファンの方々に小さなプレゼントを差し上げたかった」と、韓国に対する愛情を表わした。チョン・ホヨンは「普段からファンだったNewJeans、トニー・レオン、そしてDOLPHINERS FILMSを含むすべてのスタッフ一人ひとりが力を合わせて楽しく撮影した。ご覧の方々にもその楽しいエネルギーが伝わることを願う」と伝えた。

『Cool With You』のミュージックビデオは、公開されるやいなや爆発的な反応を得ている。YouTube公開から約13時間後の7月20日13時30分基準で合計再生回数605万回を超え、ツイッターのリアルタイムトレンドに「Cool With You」「NewJeans MV」「Get Up」「NewJeans」「チョン・ホヨン」が上がるなど話題だ。

UK Garageリズムを土台にしたNewJeansならではの独特で魅力的なボーカルに、チョン・ホヨンとトニー・レオンの熱演が加わり、芸術性の高いミュージックビデオが完成したとの好評が続いている。

『Cool With You』以外にも、また別のタイトル曲『ETA』『Super Shy』をはじめ、計6曲が収録されたNewJeansの2ndミニアルバム『Get Up』は、7月21日13時にリリースされる。

（記事提供＝OSEN）