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子どもと車でお出かけする際のメリット・デメリットは?注意点や必要なものを紹介!

  • 2023.7.19

赤ちゃんや子どもを初めて車に乗せる時は誰でも不安になります。いつから車に乗せて良いのか、どんなことに気を付ければいいのか...そんな不安を少しでも取り除けるよう、注意点や車でのお出かけの際にあると便利な持ち物のリストなど読み応えのあるボリュームたっぷりの記事を紹介します。これから子どもと車でお出かけする前に、ぜひ読んでみてくださいね。

子どもとのお出かけには車が便利

子どもが生まれてから車を購入した家庭もあるかもしれません。

実際に車での移動は「周囲を気にしなくてよい」「好きな時に停車して授乳ができる」などのメリットがあると思いますが、車でお出かけする際に注意すること、気を付けることはあるのでしょうか。

ここでは子どもとお出かけをする際に注意することをまとめてみました。

赤ちゃんを車に乗せて良いのはいつごろから?

産まれたばかりで首のすわらない赤ちゃんを車に乗せていいのか心配になるかもしれませんが、新生児用の寝かせるタイプのチャイルドシートを使用すれば、車に乗せて移動することができます。

ただ、産まれたばかりの新生児を車に乗せる場合は、必要最小限の距離とすることや保護者が乳児の状態を見守るなどの配慮が必要です。帰省などどうしても長距離移動が必要な場合は、こまめに休憩を取りつつ体調に気を配りながら移動してくださいね。

国土交通省によると、6歳未満の幼児はチャイルドシート使用義務がありますので、赤ちゃんを車に乗せる際は必ず保安基準に適合しているチャイルドシートを使用するようにしてください。

車でお出かけするメリット

車でお出かけするメリットをあげてみます。

荷物が増えても大丈夫
  • 荷物が増えても大丈夫
  • 子どもがぐずっても周りを気にしなくていい
  • 電車やバスの乗車時間を気にしなくていい
  • 乗り換えの手間がかからない
  • 条件によっては交通費が割安になる

公共の交通機関を使っての移動で一番気になるのは荷物の量と周りへの迷惑です。子どもを抱っこしながら大きな荷物を持つのは本当に重労働。また子どもがぐずったりしないか、いつもヒヤヒヤしているママもいらっしゃるのでは。

車ならその点は気にしなくていいですよね。

車でお出かけするデメリット

メリットのほうが多いように思いますが、いったいどのような点がデメリットと考えられているのでしょうか。

  • チャイルドシートでじっとしているため、子どもが退屈しやすい
  • 車酔いになることがある
  • チャイルドシートが嫌いで泣いてしまう

特に移動距離が長いと、このデメリットは強く表れるかもしれませんね。

チャイルドシートを嫌がる赤ちゃんは私の周囲でもよく聞きますが、赤ちゃんの命を守るためにも必ずチャイルドシートは必要です。法律でも6歳未満の子どもにはチャイルドシートの着用が義務付けられています。

絞めつけ過ぎていると苦しいので、ベルトの長さなどきちんと調節することが大事です。

車のお出かけ、授乳やおむつ替えはどうする?

お出かけの時に困るのが授乳とおむつ替えです。おむつ替えはトイレで何とかできても、授乳室を見つけるのは一苦労することも。車でのお出かけでは、そこも対応可能なんですよ。

高速道路の場合

高速道路ではSAやPAを利用することができます。最近のSAやPAはおむつ交換台や授乳室、ミルク調整用のための温水器などを備えているところが多く、と赤ちゃん連れに優しい環境が整っています。

事前にどのSAにどんな設備があるか調べておくといいですよ。

一般道の場合

一般道を走っている時は近くの大型スーパーの赤ちゃん休憩室や赤ちゃんの駅などが便利ですし車内で済ませるのも一つの方法です。狭い車内でおむつを替えるのはちょっと大変ですが、目隠しをきちんとしておけば周りを気にしなくていいので気は楽ですよ。

授乳の時は万が一外から見えてしまった時を考慮して授乳ケープを使ったりと配慮も必要です。おむつ替えも授乳も停車して行いましょう。

子どもを車に乗せる際の注意点

子どもを車に乗せる際の注意点をまとめてみました。

チャイルドシートは必ず使う

6歳未満の子どもにチャイルドシートの着用が義務づけられています。6歳未満の子どもは万が一の際に、自分で自分を守る術を持たないので交通事故での死亡リスクが非常に高いため義務となったものです。

子どもの年齢にあったチャイルドシートを必ず設置しましょう。チャイルドシートの取り付け位置は後部座席にしましょう。助手席はエアバッグでけがをする可能性があるので原則として取り付けないとされています。

ゆっくりブレーキ・ゆっくりカーブを心がける

カーブを曲がるときやブレーキによる停止は、車に乗っていると大人でも少なからず衝撃がかかるもの。チャイルドシートで固定していても、小さな子どもは自分で踏ん張れないため、荒い運転は子どもの体に負担がかかってしまいます。

小さな子どもを乗せているときは、事故を起こさないためにも、子どもの負担にならないようゆっくりブレーキ・ゆっくりカーブなど安全運転を心がけるようにしましょう。

なるべく食後(授乳後)30分は乗車しない

まだ車に慣れていない子どもは、車酔いすることも少なくありません。食後すぐに運転を開始すると、酔ってしまって嘔吐してしまうこともあります。

また、乳幼児の場合は授乳後すぐに車で揺られるとミルクを吐き戻しやすくなってしまいます。乗せて運転する場合は、嘔吐やミルクの吐き戻し防止のため、食後(授乳後)30分は乗車しないなど、なるべく時間を空けるようにしましょう。

車内環境を整える

車内はすぐに暑くなったり寒くなったりしますね。車内の温度には気をつけてあげる必要があります。特に夏場は暑くなりやすく、ずっとチャイルドシートに座っていると汗をかくこともあるでしょう。

ベビーカーで使う保冷シートを敷いたり、エアコンを使ったりと気にかけておきましょう。窓からの日差しもまぶしく嫌がる子もいますので、紫外線防止フィルムや日差しよけを付けると対策になります。

ぐずり対策をしっかりする

飽きてぐずり出した時にしっかり対策ができるようにしておくことで車でのお出かけがぐっと楽になります。音の出るおもちゃでも周りを気にしなくていいのが車のいいところ。

そのほか、お気に入りの歌などを流して一緒に歌ったりして遊ぶのもいいですね。

掃除が気になるかもしれませんが、お菓子をあげるのも効果的ですし、子どものお気に入りの動画を入れておいて見せると飽きないで過ごすことができますよ。

休憩をしっかりとる

長時間の車移動になる場合は、トイレを我慢させるなど子どもの負担にならないよう、1〜2時間に1回くらいの頻度で休憩することをおすすめします。

車を止めておむつの交換や使用済みおむつを処分したり、子どもを遊ばせたりなどして、車内で快適に過ごせるようにしましょう。

最近のSAはトイレや休憩所以外にもさまざまなサービスを用意しているところがあるので、子どもだけなく運転者や子どものお世話をするママ・パパのリフレッシュにもなりますよ。

車でのお出かけ、何を持っていく?

車でのお出かけは徒歩よりもたくさんの荷物が持って行けるので、いざというときにも安心。しかし荷物が多すぎるとかえって必要なものが出てこなかったり、逆に大事なものを忘れて行ったりすることも。

目的によって荷物は変わりますが、事前に必要なものをリストアップして整理しておき、忘れ物がないように準備しておくと安心です。

必要なもの

まずは、どんなお出かけのときにも持っていきたい必要なものリストを紹介します。

車に乗るときに限らず、子どもと出かけるときにいつも持っていくものは常備しておきたいですね。

  • おむつ・おしり拭き
  • ビニール袋
  • 着替え(最低上下1セット)
  • マグ(飲み物)
  • ミルクグッズ(最低1回分のお湯を用意)
  • ガーゼ・タオル
  • 抱っこひも
  • お気に入りのおもちゃ
  • お菓子・ベビーフード(幼児の場合、飴などののどに詰まりそうなものは避ける)
  • 食事用エプロン
  • 保険証・母子手帳
状況次第であると便利なもの
  • 帽子
  • ベビーカー:徒歩での移動で使うかも?と持ったら念のため積んでおきましょう
  • タオル(おむつ替えシート)
  • 携帯用ハサミ:長いストローや料理を切ったりするのに意外と使えます

次にお出かけ先別や季節によって必要なものも考えてくといいと思います。出先で「これがあったらな~」「これがあって助かった!」と思ったものは今後も必要となる可能性大なのでリストに加えてみるのもよいですね。

タオル(おむつ替えシート)は車内でおむつ替えをするときに敷いて使えて便利です。車内がレザーシートの車ならおむつ替えで汚れてしまっても拭き掃除がしやすいですが、布製のシートだと汚れがついてしまうとやっかいですよね。

家庭に合った持ち物リストがあると、パパに用意してもらう時にも安心です。

【番外編】子連れドライブにおすすめの便利グッズ

ほかにも、子連れドライブに持っていくと便利なおすすめグッズがありますよ。

携帯テーブル
カーシート トレイテーブル
カーシート トレイテーブル

カーシート トレイテーブル

¥1,480〜(楽天市場)

サイズ:テーブル部分(約):30×40×5cm、サイドポケット部分(約):30×15cm、ベルト部分(約):90cm、素材:...

車に乗っているだけだとどうしても飽きてしまってぐずりだす子どももいますよね。車の中でも楽しくお絵描きできる子ども用のカーシートがあれば、絵本やおもちゃを広げたり、お絵描きをしたりといったいつもの遊びをさせることができます。

チャイルドシートやベビーカーにも取り付けられて、何か食べるときにも車を汚さずに済むので重宝しそうですね。

タブレット&タブレットホルダー
車載ヘッドレストホルダー
車載ヘッドレストホルダー

車載ヘッドレストホルダー

¥3,480〜(楽天市場)

ホルダーサイズ:約W50から150×D52×H150から247mm、ブラケットバーサイズ:約W363から568×D63×H4...

子どもがお気に入りの動画やアニメがあるなら、車の中でも楽しく安全に見られるタブレットホルダーがあると便利です。

タブレットホルダーは、運転席や助手席の後ろに取り付けることができ、後部座席に座る子どもの見やすい位置にタブレットを固定できます。

動画を見る目的だけなら、スマホよりも画面が大きいタブレットは1万円以下で販売されていますので、タブレットをお持ちでない方は、タブレットとタブレットホルダーをセットで検討してみてはいかがでしょうか。

天井専用カーゴネット
車内天井専用カーゴネット
車内天井専用カーゴネット

車内天井専用カーゴネット

¥3,876〜(楽天市場)

【適用】:1BOX車、ミニバン、バン、RV車、SUV、など、※天井にネットを固定できるアシストグリップ等が4箇所ある車両に限る

家族でのお出かけはどうしても荷物が増えてしまい、車内が狭くなってしまうことも。

収納部分が少ない車や、後部座席のスペースを増やしたい場合は、車内の天井部分に荷物を収納できる天井専用カーゴネットはいかがでしょうか。

かさばる衣類や布製品、おむつやタオルなどを天井に収納すれば、車内を広々使えてドライブ中も快適に過ごせますよ。

楽しく快適なお出かけのために

子どもと一緒のお出かけは楽しい反面、準備や移動中が大変なこともあり、それだけでぐったりしてしまうパパママも多いかもしれません。

でも上記で説明した注意点に気を付けると同時に、事前に下調べしたり、少しゆとりをもった計画をたてたりするなどの工夫も有効ですよ。

ぜひ子どもも親も素敵な思い出が作れるような楽しい車でのお出かけにしてくださいね。

著者:シンクアフェーズ

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