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おいしさまるごとつぶつぶ果肉入り!後世に残したいお土産、大三島「せとうちみかんゼリー」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】

  • 2023.7.19

地図から消されたうさぎ島、瀬戸内海に浮かぶ大久野島

この時期の島旅はとても気持ちが良く、つい旅先に選んでしまいます。島は、言えば一つの国のようなもの。海に囲まれていて、独自の文化やデザインが生き続けています。内地とはまた違った人々のあたたかさや暮らしの知恵を感じることもしばしば。食べ物も美味しくて、日本は宝島の集合体のよう。

今回は広島県の瀬戸内海に浮かぶ大久野島へ。大久野島は、うさぎ島、地図から消された島、毒ガス島とも呼ばれています。その由来は、太平洋戦争時に化学兵器を製造していたから。しかし最近ではなんと、うさぎだらけの島になっているというのです。

 

おいしさまるごとつぶつぶ果肉入り!後世に残したいお土産、大三島「せとうちみかんゼリー」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
出典 FUDGE.jp

羽田空港から広島空港まで飛行機で約1時間20分。そこから車で30分のところに大久野島行きの港があります。港に来てみるとフェリーと客船の2種類から選べる様子。時刻表を見てみると1日に何便も出ているではないですか! 島によっては2〜3日に1便しかない船もあるため意外と行きやすい島なんだと驚きました。

懐かしい雰囲気の港。フェリーには車も一緒に乗せられます。 瀬戸内海はいつも海が穏やかで癒されます。

 

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島に到着すると、すぐにうさぎを発見。「え!いた! 」「ここにも! 」「あそこにも! 」。うさぎの集団に驚きながらも子どものようにウキウキしながら近づき、そっとやさしく触ってみると……もふもふ! しかもおとなしい! あまりのかわいさに日々の疲れが一気に吹き飛びます。よく見ると島に上陸した人の中にうさぎの好物のニンジンやキャベツを持参しているツワモノが。慣れている! しかしご安心ください。手ぶらで来てもちゃんと港で餌を買うことができますよ。

 

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みんな小走りで餌に駆け寄ってきます。あっというまにモテモテに。

暑い日にはついつい穴を掘ってしまうよう。穴を掘ってヒンヤリした土にはまるのがお好みの様子。

 

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出典 FUDGE.jp
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出典 FUDGE.jp

なぜこんなにうさぎが増えたのか明確な答えはないようなのですが、昔小学校で飼っていた8羽のうさぎが野生化して700羽以上に増えてしまった説が有力のよう。

もう一歩、島に踏み込むと毒ガスを製造するための発電所跡がありました。歴史なんて気にもせず、そのまわりにも、もちろんうさぎはごろごろしています。この廃墟とうさぎのギャップがなんとも感慨深い。

発電所跡の他にも防空壕跡、毒ガス貯蔵庫跡、大久野島毒ガス資料館、砲台跡があり、日本の戦跡のなかでもここまでの戦跡群と保存状態の良さはめずらしいはず。

 

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毒ガス工場があったため昭和初期に地図から消された島は、今となっては休暇村のある平和なうさぎ島に。何とも不思議な歴史を持つ島でした。うさぎ達との別れが寂しくて後ろ髪を引かれる思いで船に乗り込みました。

 

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瀬戸内海が産んだ後世に残したいお土産!せとうちみかんゼリー

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大久野島からすぐ隣に愛媛県大三島という島があります。大三島は昔から柑橘類の栽培が盛んで最盛期(昭和50年頃)は島の耕作地の8割以上が、果樹園が占めていたとのこと。大三島は年間の平均温度が15度以上で、冬は最低気温が−5度を下回ることがありません。また8月〜10月は、1日の日照時間が長いという特徴もあり、蜜柑が美味しく育つ条件が揃った気候なのです。

 

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大三島のマンホールも蜜柑!かわいくてつい写真に撮りたくなります。

 

おいしさまるごとつぶつぶ果肉入り!後世に残したいお土産、大三島「せとうちみかんゼリー」【旅するデザイナーがおすすめする旅先でのお土産たち!】
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そんな大三島でおすすめのお土産がこちら。なんともレトロなフォントとイラスト!一度見たら忘れられないデザイン!もうパッケージから老舗感が出ていて美味しそうです。

 

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なんとひとつひとつのラベルも可愛い!高級感のあるゴールドとグラフィックデザインのバランスがとっても好みです!懐かしいタイプのカップで、小さい頃に贈答品でいただいて食べていたゼリーやプリンを思い出します。

そっと開けてみると、想像以上の果肉感!!なめらかな食感、懐かしい甘さと温州みかんの爽やかな酸味が口に広がります。

 

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暑い夏にはよ〜く冷やして食べたい逸品!瀬戸内海にお出かけの際にはぜひ。

 

 

身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi

 

 

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