オニハハは、3兄妹のお母さん。ある日、オニハハは長女のニコちゃんから「お友だちと同じ体操クラブに入りたい!」とおねだりされます。ニコちゃんが本当にやりたいならば……とオニハハは体操クラブへの入会を決意。しかしユイちゃんは1カ月で退会してしまい、ニコちゃんも辞めたいと言い出します。体操クラブを辞めるため最後の挨拶に行ったオニハハは、コーチからの説得が続き辞めることができず、さらに説得の中で「弱いお母さん」と責められ完全に心が折れてしまいました。ひとりの時間ができると、コーチからの言葉を思い出しとても苦しむ日々が続きます。その後、オニチチがコーチの対応をしてくれたことで、無事に体操クラブを辞めることができ安心していたオニハハ。ある日スーパーで買い物をしていると、話しかけてきたのはまさかのリーダーでした。
リーダーから思いもよらぬ言葉を投げかけられます。オニハハの返答は?
私リーダーの気持ちをわかろうとすらしなかった……。
スーパーでリーダーに遭遇したオニハハ。
リーダーが話しかけてきましたが、怒られると思ったオニハハは挨拶もそこそこに立ち去ろうとします。
すると、まさかの「ごめんなさい」
ずっと謝りたかったと言うリーダー。
家事や仕事で余裕がなくなり、オニハハに雑にあたってしまったとのこと。
オニハハはその気持ちを理解し、「こちらこそ急に辞めてすみません」と謝ります。
勇気を出して謝ってくれたことに救われたと同時に、新たに付き合いを広げることが怖くなったオニハハ。
結局、オニハハの中で答えがはっきりしない今回の件にモヤモヤした気持ちが残り、スッキリするために自身の得意な漫画にすることにしたのでした。
自分に余裕がなくなると、他人にやさしくできなくなるのはたしかです。
しかし、余裕がないからといって人にあたるのはいかがなものでしょうか。
今まで酷い対応をされたにも関わらず、リーダーの気持ちもわかると理解を示したオニハハはとても大人の対応でしたね。
漫画のコメントからオニハハも学ぶことがあるようです。これからも少しずつでいいのでオニチチを頼り、読者を頼って、ひとりで頑張りすぎないようにしてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。
ベビーカレンダー編集部