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冷蔵庫に溜まりがちな「保冷剤」がこんなに使えた!驚きの再活用法6選

  • 2023.7.18

いつの間にか溜まってしまいやすく、特に暑い時期の買い物で増えやすくなる保冷剤。いざ整理しようと思っても「使うかも」「もったいない」「このまま捨ててよいか」など考えてしまい、冷凍庫にたくさん入ったままになっていないでしょうか。なかなか捨てられない方へ、おすすめの再活用方法をご紹介します。

まずは全部出して、保冷剤として残す分を整理

使っていない保冷剤が冷凍庫にたくさん散らばっていませんか。まずは冷凍庫から全部出してみましょう。保冷剤をもらったら冷凍庫へ入れることを繰り返してしまうと、どんどん増えてしまいます。保冷剤を入れる枠を決めて、その中に入る分だけを持つようにすることで増えなくなります。写真はお菓子の空き缶を活用。その他にジッパー付の袋を活用して冷凍庫に立てて入れておくのも管理しやすくおすすめです。

冷凍庫に入れっぱなしはもったいない

冷凍庫で急速に冷やすものとして

保冷剤は冷やすためのもの。保冷剤を保管するためだけに冷凍庫に入れておくのはもったいないです。肉などをおいしく素早く冷凍できるように、急速に冷やす際の補助として活用するのもおすすめです。その際、写真のようにステンレスのトレーを使うとさらに効果的。

買い物時の保冷バッグに入れてプチ冷蔵庫に

保冷剤の定番の使い方のひとつでもある保冷バッグでの活用。暑くなるこれからの季節は特に買い物やお弁当を持っていく時に活用することで食中毒対策にもなります。少しでも長く冷やすプチ冷蔵庫としておすすめです。

保冷剤の再活用アイデア4例

保冷剤を整理した際に、必要ない分をただ捨ててしまうのはやっぱりもったいないもの。ここからは冷やすだけではなく、暮らしの中で簡単に再活用できるアイデアをご紹介します。保冷剤の中身に高吸水性ポリマーが使用されているものになります。保冷剤のパッケージに表記されていることが多いですが、表記がない場合はパッケージに書かれているメーカーに問い合わせしてみてくださいね。

1.消臭剤として

保冷剤の中身に高吸水性ポリマーが使われている場合は、消臭剤として活用できます。最近は保冷剤のパッケージに「使用後は消臭剤として使えます」と記載のものもあります。冷凍庫から出して解凍してジェル状に戻した状態で、空き瓶などに移しかえて臭いの気になる場所に置くだけ。靴箱やトイレ、冷蔵庫の中などの消臭におすすめです。また、使い切れないマニキュアなどを混ぜて色付きの消臭剤にアレンジすることもできるので、マニキュアも再活用できる方法としても良さそうです。

2.芳香剤(虫よけ)として

また、アロマオイルを垂らせば芳香剤としても使えます。さらに虫よけ効果が期待できるレモングラス・レモンユーカリ・シロトネラなどの柑橘系の香りを使えば虫よけとして使うのも有効です。

消臭・芳香効果が期待できるのは2〜3週間ほど。古くなったら交換するようにしましょう。保冷剤の中身は燃やせるゴミで出せます。夏の買い物で保冷剤が増えても、夏に出番の多い虫よけとして保冷剤を再活用しながら消費できそうです。

3.植物の水やりの代わりに

保冷剤の中身に高吸水性ポリマーが使われている場合、植物の水やりの代わりとしても活用できます。解凍したジェル状の保冷剤の中身を土の中に混ぜておくだけで植物の水やりの代わりにもなります。旅行時に活用するのも良さそうです。

4.洗剤の代わりに

保冷剤の中身を洗剤代わりとして使うこともできます。キッチンのシンクなどの水垢や汚れ落としに使ってみるのもおすすめです。ただ、ジェル状の中身は排水溝に流すと詰まりの原因になってしまうのでペーパータオルや布などで必ず拭き取りましょう。我が家ではペーパータオルで汚れ落としをして、そのまま拭き取っています。高吸水性ポリマーは素手で触っても問題ないので安心して使えます。

使い切れない分はリサイクルする

無印良品では保冷剤のリサイクル回収をしています。きれいな状態で、表面がつるつるとした、やわらかい袋に入っている保冷剤だけが対象など回収の条件があります。一部実施対象外の店舗もあるようなので、近くの店舗で回収していない場合は問い合わせしてみてくださいね。

最後に、保冷剤を再活用する際は、小さなお子さんやペットの手の届くところへは置かないように注意することも大切です。これを機会に冷凍庫に入れっぱなしになっていた保冷剤の整理をしてみませんか。

writer / 伊藤美佳代 photo / 伊藤美佳代

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