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「夫との溝はあるまま」でいい。自分で自分を癒やせばいいと気付いて<夫がまさかの発言>

  • 2024.9.5

ブログやインスタグラムで、三兄弟の成長や家族の日常をマンガにしている、アラフォー主婦の安田ふくこさん。長男と次男はADHDと自閉スペクトラム症の診断を受けています。三兄弟の歯列矯正でお金がかかるというときに、夫が仕事を辞めると言ってきました。理由を聞き、夫の気持ちに寄り添うふくこさん。すると夫が「あなたみたいな母親ならよかった」と発言。それをきっかけに、夫に言われた「最低な母親」という言葉に苦しみ続けていたことを訴えます。すると夫が初めて産後のことを謝り、夫婦で少しいい雰囲気になったところに、なぜか長男のハルが登場して……。

仕事を辞めるという夫の意見を尊重すると、「あなたみたいな人が母親だったらよかった」と夫に言われたふくこさん。それを聞いた途端、夫に言われた「最低な母親」という言葉がよみがえり、その言葉に苦しみ続けた気持ちをぶつけました。すると、夫がようやく当時のことを心から謝ってくれました。

お互いに気持ちを伝え合ったことで少しいい雰囲気に。すると、目の前にまさかの中学3年生の長男が現れて……。

夫が謝ってくれたことで気付いた大切なこと

長男がどのあたりから聞いていたか気になりつつ「ハル、ごめんね! 話し声で起こしちゃった?」と聞くと、「喉が乾いて起きただけ」とのこと。

そして、夫があることに気が付きます。「ハル、お前もしかして、俺より背、高くなってんじゃね?」

シリアスな場面だったのに、子どもが入ってくると一気に日常会話になってしまう不思議。

夫は「背だけじゃなくていろいろ、本当に成長したなぁ。ハル自身がすごく頑張ったのと、ママのおかげ。2人ともありがとう」としみじみしていて、ハルが自室に戻ると、改めて「俺もこれから頑張らないとな!」と決意を新たにしていました。

家族は止まらずに変化するから、どんな未来が待っているのかわかりません。

夫があんなに謝ってくれても、「あのころの私」は消えてくれませんでしたが、それでも「今の私」が、ゆっくり自分で自分を抱きしめて歩いていきたい。少し苦い味もするけど、そんな時間を私はこれから、愛おしみたいのです。

多分これからの未来にも、今の私を包んでくれる自分がいてくれると思う。 夫でも親でも子どもでもない。たった1人の、私だと思うのです。 溝はあるまま、これからも小さな希望を数えて歩ければいい。大切なのはこれからだから…。

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「小さな希望を数えて歩く」って、とてもすてきな言葉ですね。自分のことを省みるって、簡単なようで難しいこと。でも、誰の言葉でもなく、自分自身にしか癒やせないことってあるのかもしれません。ふくこさんのように、そんな時間を大切にできたらいいですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター 安田ふくこ

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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