オシャレでおいしい、夏の定番ドリンクに！簡単“アイスティー”アレンジレシピ5選

アイスティーの魅力のひとつが、どんな食材とも相性がよく、アレンジの幅が広いこと。好みや気分に合わせて、フレーバーティーのような感覚で自由自在に楽しむことができます。暑い日に堪能したい、アイスティーをアレンジしたドリンクレシピを紹介します。

「紅茶は香りが軽やかでクセが控えめだから、ドリンクやお菓子の材料としてアレンジしやすい食材」

と、料理家の岡本ゆかこさん。

手軽に作れるのに見た目も華やかで、紅茶のおいしさを広げてくれるレシピを紹介してもらいました。

「なかでもドリンク類は混ぜるだけ、添えるだけ、のクイックなレシピが中心。市販のアイスティーを使ってもおいしくできるうえ、目分量で作ってもほぼ失敗知らずなので、ぜひ一度作ってみてもらいたいものばかりです」

アイスティーの濃さや合わせるドリンクの配分を調整したり、フルーツを替えたりすれば自分好みの味に。夏の定番にしたい自家製デザートです。

アイスティーに溶け込んだフルーツの香りを楽しんで。
ひとくちサイズにカットしたフルーツにアイスティーを入れるだけの手軽さがうれしい。紅茶とフルーツのマリアージュを楽しむ大人のためのフルーツポンチ。

【材料】
りんご、キウイ、バナナ、チェリーなどお好みのフルーツ、アイスティー、氷、ガムシロップ…適宜

【作り方】
薄切りしたフルーツ、氷を交互に重ねながらグラスに入れ、アイスティーを注ぐ。お好みでガムシロップを足しても。

紅茶で作った氷と炭酸がベストマッチ。
フルーツとハーブを入れて凍らせた紅茶を炭酸水で割った新感覚のアイスティーソーダ。冷凍庫に作りおきしておけばいつでも飲める夏の定番ドリンクに。

【材料】
オレンジ、冷凍ベリー、ローズマリー、アイスティー、炭酸水

【作り方】
1、イチョウ切りしたオレンジ、冷凍ベリー、ローズマリーを製氷皿に入れ、アイスティーを注ぎ、蓋またはラップをし一晩ほど冷凍してティーアイスキューブを作る。
2、グラスに1を入れ、炭酸水を注ぐ。

アイスティーと相性抜群な桃を使ったフルーツティー。
桃の果肉&果汁のやさしい甘みが紅茶の風味をぐっと引き立てる一品。フレッシュな桃で作れば、さらに華やかな香りに。桃のつぶし加減はお好みに合わせて調整を。

【材料】
桃（缶詰）、アイスティー、タイム、氷

【作り方】
1、桃をジップロックなどの袋に入れ、粗くつぶす。
2、1、缶のシロップをスプーン2～3杯、氷をグラスに入れ、アイスティーを注ぐ。
3、タイムをのせる。

生姜のピリッとした風味が心地よく広がる。
皮ごとつぶすことで香りを引き出した生姜とレモンピールのほろ苦い風味がアクセントに。冷たく飲めるのに、体の芯は冷やさないのがうれしい。砂糖はお好みのものを使っても。

【材料】
生姜…ひとかけ、レモン（国産）…皮のみ、きび砂糖…ティースプーン1杯、アイスティー、氷

【作り方】
1、生姜は皮つきのまま包丁の腹でつぶす。レモンは皮をらせん状に剥いておく。
2、生姜、きび砂糖をグラスに入れ、スプーンでつぶしながら混ぜる。
3、2にレモンの皮、氷を入れ、アイスティーを注ぐ。

スパイスの華やかな風味が紅茶&オレンジと融合。
紅茶と相性のいいフルーツ、オレンジをベースにクローブとシナモンでアクセントを加えて大人のおいしさに仕上げたスパイスティー。紅茶を最後に注げば、夕暮れのようなグラデーションに。

【材料】
オレンジ、オレンジジュース、アイスティー、ガムシロップ（またはアガベシロップ）、クローブ、シナモンスティック、氷

【作り方】
1、オレンジを半月切りにし、クローブをさす。
2、グラスにオレンジジュースを2～3cm注ぎ、ガムシロップをティースプーン1～2杯加え混ぜ、1と氷を交互に入れる。
3、アイスティーを注ぎ、シナモンスティックをさす。

岡本ゆかこさん料理家、フードスタイリスト。アフタヌーンティー・ティールーム勤務後、独立。近著に『グリラーレシピこんがり&しっとりおかず魚焼きグリルで肉・魚・野菜がおいしくなる！』（河出書房新社）が。

※『anan』2023年7月19日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・大谷優依レシピ作成、料理作製・岡本ゆかこ取材、文・宮尾仁美

（by anan編集部）

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