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「こんな私が生きてて…」子どもの習い物のコーチの言葉が頭から離れないママは<習い事トラブル>

  • 2023.7.16

オニハハは、3兄妹のお母さん。ある日、オニハハは長女のニコちゃんから「お友だちと同じ体操クラブに入りたい!」とおねだりされます。ニコちゃんが本当にやりたいならば……とオニハハは体操クラブへの入会を決意。しかしユイちゃんは1カ月で退会してしまい、ニコちゃんも辞めたいと言い出します。オニハハは夫・オニチチが事前に辞めたいとコーチに伝えてくれていたので、最後の挨拶だけでもと体操クラブを訪れるも、「辞めたことにはなってない」とコーチからの説得が続き辞めることができませんでした。説得の中でオニハハは「弱いお母さん」と責められ完全に心が折れてしまい涙してしまいました。なんとか帰宅すると、ニコちゃんからオニハハが泣いていたと話を聞いたオニチチは怒り心頭。辞めることについてはオニチチが対応してくれることになりました。

もうつらいことは起きないと思っていたオニハハ。しかしコーチから言われた言葉が忘れられず苦しみます。

私には家族がいる。大切な人の言葉を信じて生きる。

子どもたちの前で、いつまでもグズグズしていてはだめだと思い、明るくつとめるオニハハ。


しかし家族の目がなくなりひとりになると、コーチに「弱すぎる」と言われたことがフラッシュバックします。


これまで仕事や育児を頑張ってきたにも関わらず、その生き方を全否定されたような気持ちに。


あれから1週間も経つのに夜になると蘇る記憶ですが、オニハハは家族や大切な人だけの言葉を信じなければと自分に言い聞かせます。


しかし「あのときこうすれば避けられたのではないか」と、反芻し過ぎたことを後悔するのでした。

自分がつらい状況なのに、子どもたちの前で明るく振舞おうと頑張れるオニハハは「弱すぎる」ということはないのではないでしょうか。


頑張って生きてきたこと自体を否定されると、そう簡単に記憶から忘れ去ることは難しいですよね。


今までの行動を後悔する気持ちに無理に蓋をすることはありません。ただ、これからはオニチチやニコちゃんなど大切な人の言葉だけを信じると強い思いを持ち続けてほしいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター オニハハ。

ベビーカレンダー編集部

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