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発達障害児ママが集めた、かんしゃくのクールダウン方法「場所を変える」「ハグ」など実例紹介

  • 2023.7.16

5歳でADHD・広汎性発達障害と診断された息子との日々。現在中学生となった息子は幼いころから「かんしゃく」がひどく、親子で「気持ちの切り替え」を時間をかけ取り組んできました。皆さんはどんな取り組みをされていますか?実際に他のママのお声も交えながら「クールダウン方法」をご紹介していきます。たくさんのママのお役に立てたら幸いです。この記事はインスタグラムで「発達障害と共に生きる」家族のコミュニティー「そらあい」のSHI-・ママに寄り添う発達凸凹育児アドバイザー(@_so_ra_ai_)が、息子と乗り越えてきた日々をつづります。

親子でつらい「かんしゃく」どう対応してる?

「クールダウン」どんな方法でお子さんはクールダウンされていますか?うちも「クールダウン」は、何年も時間をかけて取り組んできたことの1つです。

今回は子育て中のママたちに「わが子のクールダウン方法」を聞き、どんな方法でみんな対応しているのか、声を集めてみました。悩めるママたちに、そして子どもたちに1つでも何か良い方法があったらいいな、と思います。同じ悩みを持つ親同士、助け合っていきたいですよね。焦らずできることから、共に進んでいきましょう!

1. 場所を変える

うちの対応方法はこれです。泣いたら違う部屋に行き、泣き止んだら戻ってきて「泣き止みました」「自分の力で泣き止んですごい」という流れを大切にしてきました。これを長い間続けると、子ども自ら部屋を移動し気持ちを落ち着かせられるようになってきたと思います。

画像にも書いているように「一連の流れ」を大切にしてきました。「自分で泣き止んで、落ち着いて教えてくれる」そのことをほめる、そこを大切にしています。そこから落ち着いたら「どんなことが嫌だったのか」「何が引っかかったのか」をしっかり子どもの言葉でゆっくり話を聞きます。

そうすると「何を言っているかわかりません」と言われる親御さんもいらっしゃるのですが「わからずとも真剣に子どもの言葉に耳を傾ける」ことを大切にしてみてください。「自分を理解してくれている」そう思い合えるのがとても大切だと思いますよ。

2. ハグして落ち着かせる

かんしゃくが暴れるほどひどい場合は難しいこともありますが、人の体温は安心感につながりますよね。それが「ママ」ならなおさらかもしれません。

実際に「ママのハグ」で落ち着いている子も。ママのぬくもりが子どもの安心感につながります。そこからゆっくり気持ちに寄り添っていきながら、好ましい対応方法を時間をかけて伝えていけたらいいですよね。

3. とにかく見守る

かんしゃく中は何をやっても、何を言っても耳に入っておらず、声掛けが逆効果になる事も多々あります。そして、それを対応している私たち親側も気づけば「子ども以上にヒートアップ」そんなことありませんか?

「あれ?私の方が落ち着かなきゃ!」そう思う事もしばしば。だからこそ、危険な物はないか確認しながら「まずは見守る」!大切です。

4. ほかにもある、それぞれの家庭の方法

まさに「その子に合った方法」ですよね!ここまで「自分が落ち着ける空間」を把握できるようになると、だいぶ親子で楽になります。ぬいぐるみや、毛布、などのように「自分が安心でき心落ち着けるアイテム」があるといいかもしれません。

日ごろから「どんなものが我が子にとって心地いいものか」を一緒に遊んでいる時や、寝る時など観察していくこともおすすめです。

みんなで知りたい、かんしゃくの対応方法

実際にアンケートを取る中で多くのママが「私も知りたい」「みんなどんな方法で対応しているのか知りたい」というお声もたくさん頂きました。やはり、みんな悩んでいるんですよね。

この記事のコメント欄にもたくさんのママたちのお声をいただいていますので、悩まれている方はぜひ読んで頂きたいと思います。「うちだけじゃないんだ」「しんどいのは私だけじゃない」そう思えるだけでも、心強いと思います。

私の経験上でいうと、まずは上記の4つを大切にしていただきたいと思います。

そして「子どもの気持ちに共感する」ことをしながら、気持ちの整理をお手伝いして行きましょう。「○○が嫌だったんだね」「負けて悔しかったよね」と子どもの気持ちに寄り添いながら、落ち着くのを待ちましょう。その中で子どもも気持ちの整理ができるはずです。

そこから「見守る」「その場を離れる」など危険のないように対応をしていきながら、ゆっくり本人なりの「クールダウン方法」が見つかっていったらいいなと思います。

親が1人で頑張らない

コミュニティーに参加している方に聞くと、たくさんの方が「いつも1人で」頑張っています。かんしゃくに限らず、1つ1つ子育てに悩みながら生活しています。必要以上に謝ることの多い障害児育児は、それだけでママの心は疲弊してしまい「なんで・・」「どうして・・」の負のループにはまってしまいます。だからこそ、1人で頑張らない。難しいけれど、頼れる人や場所を探して欲しいと思います。

私自身、一番つらい時期に頼れる人、頼れる場所もなく。保育園でも毎日謝り、連絡帳は日々、息子のやってしまったことが記載されてばかりの日々で、もう右にも左にも身動きが取れず、とにかく自分でやるしかない状況でした。だからこそ1人では悩んではいけないと思います。決して、1人で抱え込まないでください。本当につらく、苦しいからです。

園の先生や学校の先生、行政の方には、ぜひとも親が「助けてください」と言える環境づくりをぜひ大切にしていただきたいと思います。逃げ場のない親にとって希望が持てる場所があることはとても大切です。

著者:☆そらあい☆SHI-

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