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「現役保育士からリアルなお願いです!」保護者が夏にやりがち!困った…あるあるNG行動とは!?

  • 2023.7.16

保育士の中田馨さんが、夏ならではのママやパパに気をつけてほしいことについて教えてくれました。良かれと思ってやってしまっていること……ありませんか!? ぜひチェックしてくださいね。


こんにちは!保育士の中田馨です。毎日暑い日が続きますね。暑い日が続きますが、保育園の子どもたちは毎日元気にあそんでいます。

今回は、暑い夏を保育園で快適に過ごすためにも、ご家庭にも協力してほしいことを紹介します。

着替えを多めに入れてね!

夏の保育園は、本当に着がえが多いです。帰宅して汚れものの袋を取り出して、その多さにびっくりするママもいらっしゃるかと思います。汗をかいたとき、水あそびをしたとき、泥あそびをしたとき、そしてオムツ外れの時期のお子さんは、夏に練習をはじめたりもします。保育園ではもちろん、その都度着替えをします。保育園からもきっと「衣服を多めに入れてください」と言われているかと思います。

月齢や年齢、その子の汗のかき方によって1日の着替える回数が変わってくることもあるので、「うちの子、1日どれくらい着替えが必要?」と保育士に聞いてもよいでしょう。

毎日の洗濯が本当に大変だと思いますが、着替えをすることで皮膚の清潔を保てて、子どもたちが暑い夏を快適に過ごすことができるのでよろしくお願いします!

暑さや冷房に合わせた衣服をお願いします!

衣服つながりでもう1つ。保育園に持ってくる衣服を、夏の暑さだけでなく、冷房にも合わせて持ってきてほしいです。夏の服と言えば、Tシャツやノースリーブ。ノースリーブは着たときに涼しいかもしれませんが、冷房の中に入るとひんやりとして体が冷えてしまいます。ですので、ベストな衣服はTシャツです。そのTシャツも、綿素材でプリントなどのデザインが少ないものだといいですね。キャラクターなどのプリントのあるTシャツは通気性が悪く、汗をかきやすいのです。また、汗をよくかく夏だからこそ、綿の肌着をTシャツの下に着ることも大切です。肌着を着ることによって、汗を吸い取ってくれますし、冷房の部屋に入ったときの体温調整もしやすいんですよ。

皮膚トラブルのケアをお願いします!

夏の大敵!に、「皮膚トラブル」があります。あせも、おむつかぶれ、虫刺され・・・気温が高くなると子どもたちの肌トラブルが目立ってきます。これらの肌トラブルはとっても痒いので、子どもたちはかきむしります。かきむしると、例えば1つの虫刺されから血が出て、ジュクジュクし始めて悪化してしまう…なんてことも少なくありません。

保育所の判断で薬や保湿クリームなどを塗ることができないため、保育所でできることはシャワーなどをして肌を清潔に保つことです。薬や保湿クリームでのケアは、ご家庭でしてもらわなければいけません。皮膚にトラブルがあるとプール遊びができないなど、子どもの保育園生活にも影響が出ます。悪化する前に、皮膚のケアをお願いします。

合わせて、爪がのびていたらかいたときに傷ができやすくなります。定期的な爪切りもお願いします。

沐浴、水あそびはしてもOK?のチェックをお忘れなく!

保育園での夏の暑さ対策&楽しいあそびの一つに、「沐浴」や「水あそび」があります。これらのあそび、「入ってOKだよ」というチェックを毎朝お願いしている保育園が多いのではないかと思います。そのチェックは忘れずに入れてくださいね。チェックが入っていなければ、その日のその子の沐浴や水あそびはできなくなってしまいます。もちろん、朝に保育士もチェック項目を確認しますし、気づいたときに電話ができればいいのですが、保育園側にもその余裕がなかったり、お仕事中に「あの~沐浴はOKでしょうか?」という電話はなかなかかけにくいものです。夏の楽しいあそびで子どもたちが楽しめるように、慌ただしい朝ですが忘れずにお願いします。

今回は夏の保育園で、子どもたちが快適に過ごすためのほんの少しのお願いについてお話ししました。もちろん、これはほんの一例ですので、その他にも各保育園の方針に合わせて保護者の皆さんにもご協力いただけると助かります。


著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨

ベビーカレンダー編集部

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