今注目の旅行先といえば「金沢」。そんな金沢の魅力を詰め込んだ“2泊3日”の旅行モデルコースをご紹介します。観光スポットから穴場のレストランまで、とにかく厳選して詰め込んでみました。ぜひこの記事を参考にして旅行してみてくださいね!
今アツい旅行先といえばココ!「金沢」
北陸新幹線が開通したこともあり、より注目されることが増えた街、「金沢」。情緒あふれる街並や美味しいグルメなどがとっても魅力的で今では女子旅のスポットとしても人気の場所ですよね。今回は旅行経験者である筆者が金沢を1番楽しめる最適な旅行プランをご紹介します
金沢観光はコンパクトで済むのがGOODポイントです。徒歩、または北鉄バスが1日乗り放題で800円で販売されているので駅前などで購入するのもおすすめですよ。1日フリー乗車券を使えば主要な観光地を巡るのも楽々ですよ。
【1日目】思い出に残る金沢旅行がスタート
[14:00]金沢駅に到着
筆者は羽田空港から約1時間のフライトで小松空港に着きました。そこから電車やバスで約1時間で金沢駅へ到着。1日目は14時頃に金沢駅に着きました。新幹線で行く場合は東京から金沢まで約3時間かかります。時間に余裕をもって行動しましょう!
[14:30]にし茶屋街へ到着
駅近のホテルに荷物を預けたら旅行スタートです!ひがし茶屋街が注目されがちですが、じつは「にし茶屋街」もあるんです。金沢駅からバスで約15分で着きます。街並に興奮しながら美味しい金沢グルメ・スイーツを味わいましょう。
甘納豆かわむら
にし茶屋街ではずせないのが「甘納豆かわむら」です。美味しい甘納豆を可愛いパッケージで買うことができるので、お土産にもおすすめのお店なんですよ。金沢らしいお土産を探している方必見です!
ショップに併設するカフェ「ノマノマ(NOMANOMA)」では、スイーツを味わうことができます。カキ氷には上に甘納豆や羊羹・白玉など贅沢に色んなものが乗っています。他にもアイスもなかなどのスイーツメニューや季節限定のお菓子も販売しています。
[15:30]「忍者寺」で忍者気分を味わう
続いてご紹介するのは通称「忍者寺」こと妙立寺です。こちらのお寺では忍者気分を味わうことができます。残念ながら中の写真を撮ることはできませんが、落とし穴や隠し扉など様々なからくりがたくさん!思わずわくわくしてしまいます。
こちらのお寺は、完全予約制となっています。なので拝観は予約してから行きましょう。当日予約もすることができるので電話してみてください。30分ごとに案内されるので時間には充分に気をつけて訪れるようにしましょう!
時間に余裕があればオススメ▷長町武家屋敷を散策
約15分ほど歩いて着くのがこちらの「長町武家屋敷跡」です。「長町武家屋敷跡 野村家」は16:30(10月から3月)までの拝観となっていますが、ただこの通りを歩くだけでも素敵な雰囲気を感じられて良いんですよね。
一般の方の住宅地が多いですが、たまにある雑貨屋さんを覗きながらのんびりと散策するのが楽しいですよ。夏には所々あじさいも咲いています。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わいながら散策してみてくださいね!
[18:00]名店で贅沢ディナー
夜は少し贅沢に金沢ディナーを楽しみましょう。ここ「日々魚数寄 東木(ひびさかなずき とうぼく)」は某ガイドブックにも掲載の名店ながらお値段も手頃に絶品料理を味わえます。約5000円と7000円のコースがあります。事前に予約して行きましょう.
夜はのどぐろや金沢の新鮮な海鮮を使った逸品が楽しめますが、昼はなんと1000円でそのまま美味しい料理をいただけます。席数は10席と少なめなのでお早めに。金沢駅からのアクサスも抜群なのでホテルまで行くのもラクチンです。
【2日目】金沢の名所を訪れよう
[10:00]やっぱり金沢駅スタート
金沢駅からバスを利用したいので朝ご飯は駅構内にある「あんと」で買います。朝8:30からオープンしている「芝寿し金沢百番街店」では1つ100円程度で金沢名物の笹寿しを販売しています。3種類ある中から好きなものを選んでレッツゴー!
[10:30]21世紀美術館であの光景を!
早速、バスで約10分のところにある「21世紀美術館」に到着します。一度は目にしたことがある「スイミング・プール」など不思議な作品がたくさんあります。写真を撮ることもできるので、思い出にも残せて楽しいですよ。金沢を訪れるなら必見のスポットです。
[12:00]美術館内のレストランでランチ
ランチは21世紀美術館内にあるレストラン「Fusion21」で食べます。11:30〜14:00には前菜ビュッフェ+選べるメイン料理が楽しめます。パレットのような皿に盛りつけるのが楽しいんです。まるでアートのようなお食事を堪能することができます。
金沢ならではの食材を使った料理は種類豊富で、前菜のビュッフェだけでお腹いっぱいになってしまいそうなほど。ランチビュッフェはもちろんのこと、パフェやケーキなどスイーツも人気です。
[13:30]兼六園で自然に触れる
マストで訪れてもらいたいスポット、日本三名園のひとつ「兼六園」は美術館から徒歩で行くことができますよ。いろんな入り口があり、とにかく広いのでとても見ごたえがあります。お決まりの撮影スポット、兼六園のシンボルでもある「徽軫灯籠(ことじとうろう)」も見逃せません。
春の桜やカキツバタ、秋は紅葉、冬は雪吊りなど四季いつでも楽しめます。夏はライトアップも行っており、夜にまた来るのも良いかもしれませんね。写真映えすること間違いなしですよ。日本三名園のひとつをゆっくりとお楽しみください。
小腹が空いたら「兼六だんご」
兼六園を巡りながらちょっと小腹が空いたなという時には、兼六園の名物である「兼六だんご」をいただきましょう。「清水亭」では、砂糖をつけていただくスタイルの「兼六だんご」を販売しています。よもぎとプレーンの味になっています。是非一度試してみてくださいね。
[15:00]ひがし茶屋街でタイムスリップ
まるで京都のような街並が広がる「ひがし茶屋街」は「街並みの文化財」として保存が進められています。美味しいグルメやスイーツがたくさんあり、立ち止まってしまうこともしばしば。天気が良ければ着物で歩くのもおすすめな場所です。
箔一
「箔一 東山店」では金箔が贅沢に1枚貼られた濃厚な「金箔のかがやきソフトクリーム」がいただけますよ。少々お値段は高いですがせっかく金沢に来たからには食べたい一品です。濃厚なソフトクリームに金箔がつくとなんだかリッチな気分になれますね。
甘味カフェ茶ゆ
「甘味カフェ茶ゆ」では「東山アイスもなか」を売りにしています。黒い生地が目を引くスイーツですが、この黒の正体は炭!味噌やマスカルポーネなどお店自慢の変わったアイスを挟んでいただきます。また、もなかだけではなくどら焼きアイスもありますよ。
金沢ひがし廓 志摩
国の重要文化財にも指定されている「金沢ひがし廓 志摩」の中にある茶処「寒村庵(かんそんあん)」では、素敵な空間でお茶と生菓子をいただけます。季節を感じられる生菓子とこの雰囲気は外国人にも人気のスポットとなっています。
菓舗 カズナカシマ
ひがし茶屋街のスイーツ店で最後にご紹介するのは「菓舗 カズナカシマ」です。こちらのお店では見た目がとってもキュートなフルーツ大福をいただくことができますよ。季節によって扱っているフルーツは異なりますが、みかんや無花果、パイナップルなどどれも絶品なので一度味わっていただきたい一品です。
[18:00]金沢最後の夜は地元の居酒屋で
味楽 ゆめり
「味楽 ゆめり」は金沢駅から徒歩5分のところにあります。金沢最後の夜はお酒を飲みながら美味しい料理を食べてみてはいかがですか。のどぐろや白えびなど、金沢ならではの食材を使った絶品料理を味わえます。人気店なので事前に予約して行くのがおすすめです。
黒百合
こちらも金沢駅から徒歩すぐのところにあります。金沢おでんを味わえるお店「黒百合」です。金沢おでんと言っても統一した味がある訳ではないですが、日本一おでんを食べる地域とされる金沢では、色んなお店で1年中おでんを食べられるのだとか。日中食べ過ぎてなんだか胃が疲れてしまったなという方もおでんなら優しい味わいで気軽に食べられちゃいますよ。
【3日目】最後まで金沢グルメを堪能
[9:30]近江町市場で朝ごはん
最終日の朝は、少し早起きして「近江町市場」へ行きましょう!市場ならではの新鮮さが味わえる海鮮丼や食べ歩きグルメがたくさんつまったグルメ好きにはたまらない場所です。朝早くから多くの人で賑わいを見せてくれますよ。
山さん寿司 本店
「山さん寿司 本店」は土日ともなれば行列の絶えない海鮮丼のお店です。人気NO.1の海鮮丼は“はみ出る海鮮丼”としても知られています。ウニやカニものって贅沢なこの丼はぜひとも食べてほしい一品です。フォトジェニックな一枚となること間違いなし!
フルーツ坂野
「フルーツ坂野」というお店にはカットフルーツなどもありますが、おすすめはやはりオレンジジュースです。なんとこちらのオレンジジュースは丸ごと果実の中にジュースが入っています。さっぱりとした気分になれるのでおすすめですよ。
[11:00]物産館で和菓子作り
「石川県観光物産館」でできる和菓子作り体験をしてみましょう。3階の多目的ホールと呼ばれる場所で行われます。1回1700円で体験可能です。申し込みはインターネットと電話からできるので事前に予約を入れてから訪れるようにしましょう。(※事前に体験できる日をHPから確認することをおすすめします)
和菓子は4つ中1つの見本以外、3つを作ることができます。どんなに形がいびつになってしまったとしても、味は確かなので美味しい和菓子を作れます。もしかしたお菓子作りの才能を発揮できちゃう人もいるかも?是非試してみてくださいね。
時間に余裕があればオススメ▷金沢城公園で和菓子をぱくり
和菓子を作り終えたら近くの「金沢城公園」まで散歩してみましょう。思っているより大きい金沢城の周りにある公園は広大で、のんびりと過ごせます。先ほどつくった生菓子をぱくりと食べても気持ちよいので是非やってみてくださいね!
[13:00]忘れてたお土産を金沢駅で買う
いよいよ金沢から去る時間も近づいてきました…。そして思い出すのがお土産の存在。買い忘れていたものもあるのではないでしょうか。そんな時にオススメなのが金沢駅構内にある「あんと」です。
紙ふうせん/高木屋
あんとの中にある「菓匠 高木屋 金沢百番街店」では「紙ふうせん」と呼ばれるお土産が販売されています。カラフルな最中の中には、ぶどう・レモン・ワインなどのパリパリの寒天が詰まっています。夏の季節限定でソーダと桃のものもあります。
起上もなか/うら田
「金沢 うら田」というお店には見た目も可愛らしい最中が売っています。中には餡がぎっしりと詰まっているんです。加賀八幡さま由来のこの形は縁起の良いお菓子として知られ、贈り物にも最適です。「起上もなか」は単品でも購入可能なので帰りに食べても◎。
これで金沢を完全満喫!
いかがでしたか?2泊3日で金沢を大満喫するプランをご紹介しました。実際に行ってみて分かる金沢の魅力もたくさんあります。ぜひ金沢に行く際には参考にしてみてくださいね。