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「意識もないのに会いに行くの?」父の見舞いを夫が否定。すると妻がついに<毒夫と父の葬式>

  • 2023.7.15
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夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。毒太が花屋を経営している中川ゆりと不倫していることを知った瓜田チャリさんでしたが、話し合った結果、再構築で頑張ることに。それから1年後。瓜田チャリさんのお父さんに初期のガンが見つかり、手術したものの危険な状態になってしまい、意識が戻りません。病院から深夜に帰宅した瓜田チャリさんは、溜まった家事を片付けて、ほんの少しの睡眠時間をとって毒太のお弁当のために早起きしました。しかし、家事はおろか子守すらできず、自分の準備もしない毒太からミスを指摘され、納得できずモヤモヤする瓜田チャリさん。そんななか、ママ友・たっくんママに「緊急で困ったときはさ、3人うちで預かるよ」とやさしい言葉をかけてもらったのです。

さらに、毒太のことを普通じゃないと言われ、瓜田チャリさん自身も「やっぱり」と改めて納得。

仕事を終えて危篤状態のお父さんが眠る病院行くと、病室にはすでにお母さんが来ていました。

お父さんを励ましてお世話をするお母さんを見て、昨晩毒太に言われた、“お母さんの呪い”や“罰”という言葉を思い出し、瓜田チャリさんは「何も見てないくせに!」と内心怒りが沸くのでした。

父の見舞いに通う妻へ毒夫が文句を言い始め…

ヒナコちゃんを保育園へお迎えに行く時間になり、

「じゃあね、お父さん。また明日も来るからね」

瓜田チャリさんはお父さんへ別れを告げ、病院を後にしました。

保育園へ迎えに行って、スーパーに寄ってようやく帰宅すると……。

「おかえりー。今日メシ何?」

今日も帰りが早い毒太は、漫画を読みながら瓜田チャリさんの帰宅を待っていました。

「えっ……ブリの照り焼きやけど」

帰宅早々にごはんの話をされてイラっとする瓜田チャリさん。

「なんや……ハンバーグな気がしたのに」

勝手に予想をしてがっかりする毒太。

「病院行ってんのにさ……ハンバーグ作る余裕ないわ」

瓜田チャリさんがそう言うと、

「えっ? 前の日に準備して、帰ったら焼くだけにしたら簡単やん」

簡単なことなのにわからないの?という表情で平然と言う毒太。

さらに……

「ていうかお前、病院毎日行くん? 毎日行く意味ある? 意識ないのに」

毒太は悪気なく、意識がない=お見舞いは意味がないと言ってきました。

それを聞いた瓜田チャリさんは、もう毒太と家族でありたくないと思い始めたのです……。

危篤状態の親のお見舞いを拒否し、子どものお迎えもせず、家事を一切手伝わないどころか、文句まで言われたら……腹が立ってしまいますよね。さらに「前日に準備したら簡単」なんて平気で言っていますが、その“前日”は毒太の尻拭いをして睡眠時間が削られ、それどころではありませんでした。

さらに、意識がなくても、大切な人なら時間の許す限りお見舞いへ行って顔を見たり、話しかけたり、お世話をしたいと思うのは当然ですよね。やはり、毒太には人の心がないのかもしれません……。


著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ

ベビーカレンダー編集部

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