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月経困難症かと思っていたら…!?病院を受診した結果<2つの疾患>が判明した

  • 2023.7.14

生理時の体調は人それぞれで、症状が重くて辛い思いをしている方も少なくありません。 その辛さ、「生理の症状だから」で終わらせていませんか? そこで今回は、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。

監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一 1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。 産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。 新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。

Aさんの場合……

子宮内膜症とチョコレートのう腫と診断されたAさん。 元々生理痛が重く、高校生の頃に医師に月経困難症と言われてからは、鎮痛剤だけで何年も耐えてきました。 しかし、生理痛が日増しに強くなり、色の濃い血の塊も出るようになったため、ついに大きな病院へ行きました。

どんな治療を受けましたか?

診察の結果、状態は重度に近く、即手術をすすめられました。 腹膜と腸の癒着を剥がすなどの大掛かりな処置が行われ、卵巣の腫瘍部分は摘出されて病理検査へ。 幸いにも腫瘍は良性でしたが、再発率は半分と言われてしまいました。

世の女性陣へ伝えたいことは?

Aさんは、もしも「生理が重いだけ」と思って我慢している人がいたら、早めに病院に行ってほしいと訴えています。 生理痛や経血の変化は、時には重度の病気を示すサインかもしれません。 大きな手術を受けることになる前に、専門医の意見を聞くことをおすすめします。

違和感があるときは早めに婦人科へ

診察の結果、子宮内膜症とチョコレートのう腫と診断されたAさん。 生理時の症状は周りにはなかなか共有しづらいかもしれませんが、我慢せずに自分の体と向き合うことで早期発見・早期治療につながるかもしれません。 皆さんも、違和感を覚えたときは早めに婦人科で受診してみてくださいね。 今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけのお話」をお届けしました。 ※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一 ※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。 必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 (MOREDOOR編集部)

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