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「あたしの恋の悩みは深い」と思っていると「どんどんダメな女になる」法則

  • 2015.12.21

恋愛にすごく悩んでいる人を前に「『あたしの恋の悩みは深い』と思っていると、どんどんダメな女になる」と言うのも失礼かと思いますが、でもホントのことなので、今回は「恋の悩み」と「ダメな女」についてお話したいと思います。

■恋の相談なんて、たいていパターンがある

自分の恋の悩みではなく、他人の恋の悩みをたくさん聞くと分かることのひとつに「恋の相談には、パターンがある」ということがあります。奇想天外な恋の相談って、すごく少ないものです。

この『ハウコレ』には、恋愛のハウツーがたくさん掲載されていますが、それらをいくつかのカテゴリに分けたら、恋の相談のパターンがすぐに出来上がります。

■恋愛上手な女子の悩み方

恋愛上手な女子は、恋に悩まないのか?と言えばそういうこともなく、悩んでいます。でも、悩みのどこかの時点から、悩むのではなく考えることをしているものです。ほら、学校で「数学が分からない」と悩んでいたとき、誰かに「悩んでいないで考えてごらん」と言われた人っているでしょ?

恋愛上手さんは、悩みを悩みのまま抱えて深く悩まないで、途中から考えることに変えているように見受けられます。

■「悩む」と「考える」のちがい

「悩む」とは主観的で、「考える」とは客観的。悩むと考えるのちがいって、こういうことでしょう。つまり恋に深く悩んでいる女子というのは、自分で自分のことを客観的に見ることができていないということでしょう。

もちろん、考えることがうまい人にだって、客観的に自分を見ることができないときがあるわけで、主観的に「ああ、恋愛がうまくいかない・・・・・・あたしはダメな女だわ」と悩む時期があるはずですが、どこかのタイミングで、悩むのではなく「考えることをする」ようにしているものです。

■恋の悩みが解決する瞬間

「いま恋に悩んでいる自分」を客観的に見られる瞬間は、おそらく誰にでもやってきます。時が過ぎて「あの頃とはちがう自分」が心のなかで生まれたとき、恋の悩みはあるていど解決されます。

主観的に恋に悩み、悲劇のヒロインになる時期を経ないと、客観的に見ることができないということもよくある話で、誰だって悲劇のヒロインをバカにすることはできないものです。

でも、悲劇のヒロインを傍から見ていると「自分で自分の人生に酔ってどうするの?」と思ったことがある人も多いかと思います。

自分の人生に自分で酔っていると、どんどんダメな女になります。適度に酔うのは楽しくてステキなことですが、毎日泥酔している人って、誰がどこからどう見てもダメなやつですよね?

■ダメな女といい女のちがい

だから、できるだけ客観的に自分を見る努力をすることが、いい女になる秘訣であり、いい恋をするコツです。

「あたしはなにをやっても彼氏ができない」とか、「なにをどう頑張っても交際が3ヵ月以上続かない」とか、「出会う男はすべてダメなやつ」とか、いろんな恋の悩みがあるかと思います。

悩んでいる当の本人は、はやく火を消してもらいたいと思っていることでしょう。毎日しんどいでしょう。でも、ちょっと自分を客観的に見て「最近のあたし、悩みすぎ」と思えば、美味しいものでも食べて、ぐっすり眠って、深く悩まないことです。

「恋とは?」とか、「男とは?」とか、「愛とは?」とか、そんなシェイクスピアも悶絶するような壮大なテーマに悩むくらいなら、美味しいものでも食べて寝たほうがいい。

誰もが悲劇のヒロインになって、自分に酔うときがあるのとおなじように、誰の人生においても、悩みを客観的に見ることができるときがやってきます。

その瞬間が、「いい女」になった瞬間です。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)

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