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チャールズ3世、実はバッキンガム宮殿に住んでいない!?その意外すぎる理由とは

  • 2023.7.14

チャールズ3世が英国王位に就いてから10カ月以上が経った。しかし、国王チャールズ3世はクラレンス・ハウスに居を構え、19年間カミラ王妃とともに暮らしている。

バッキンガム宮殿のバルコニーに立つチャールズ3世とカミラ王妃。(ロンドン、2023年6月17日) photography: Getty Images

チャールズ3世がイングランド王位に就いてから10カ月が経つが、いまだバッキンガム宮殿には住んでいない。3億6900万ポンド(約663億円)の税金で改築したにもかかわらず、国王はバッキンガム宮殿に住むつもりはないらしい。国王は、妻のカミラ王妃とともに、より“質素”な環境のクラレンス・ハウス(ショッピングモールの近く)に住み続けたいと考えている。結局のところ、チャールズ3世は、母エリザベス女王が以前住んでいた775室の宮殿に対して軽蔑の念を抱いてきたのかもしれない。

2021年10月の『デイリー・メール』紙の記事によると、チャールズ3世はバッキンガム宮殿に引っ越すことを拒否した。チャールズ3世は現代の生活には適していないと判断したからだ。「彼は“大きな家”と呼んでいる宮殿にはあまり興味がない。彼は将来的には住むに値する家とは考えていない」とある情報筋がタブロイド紙に語っている。74歳の国王は、バッキンガム宮殿の維持について、費用や環境への影響といった長期的な持続性を考えていないとみなしているからだ。環境問題は国王にとって非常に重要なテーマなのである。

チャールズ3世はバッキンガム宮殿に別の野望を持っていると言われている。バッキンガム宮殿に定住するのではなく、“ザ・ファーム”(王室一家につけられた愛称)の本部を設置し、そこで国政を執り行いたいと考えているのだ。王旗はバッキンガムに掲揚され続けるものの、カミラ王妃と19年間暮らしてきたクラレンス・ハウスを離れる予定はない。数ヶ月前、『ザ・サン』は、チャールズ3世夫妻は現在、週3泊をクラレンス・ハウスで、2泊をウィンザー城で、週末をノーフォーク州のサンドリンガム・ハウスで過ごすと報じていた。

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