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「最後に褒めたのはいつだっけ」【生意気な息子にイライラ】過去の《育児日記》を見つけて?

  • 2023.7.14

子供が反発するのは、成長の一環と言われています。しかし、実際に我が子が言うことをきかないと、母親としてはイライラしてしまいますよね。では、そんな時はどうすればいいのでしょうか? 今回は筆者の体験談をお送りします。

画像: ftnews.jp
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「大っ嫌い!」と叫ぶ息子

幼い頃はとてもかわいらしかった息子。小学生になった今でも愛情に変わりありませんが、成長とともに母である私と衝突することが増えていきました。

私が「早くしなさい!」「どうしてこんなことするの?」などと叱ると、「大嫌い!」と叫び、自分の部屋に閉じこもる息子。私は息子にどう接して良いか分からず、ストレスを抱え込んでいきました。

育児日記の中の自分

そんなある日、自分の部屋を整理していると、一冊のノートを見つけました。

「〇〇君の成長の記録」

それは私が過去に書いた育児日記でした。息子が誕生した日から1歳を迎える日まで、ビッチリ書き込まれています。「昔の私は頑張って書いていたんだな」と自分でも感心するほどでした。

「今日は初めてハイハイができました」「今日もたくさんの笑顔を見せてくれました」

そこには、普段の小さな出来事で息子を褒め、喜んでいる自分がいたのです。

高望みしていたことに気が付いた

気付けば夢中になって育児日記を読んでいた私。その目には涙が浮かんでいました。

「最後に息子を褒めたのはいつだっけ……」

「産まれたときは『元気でいてくれるだけでいい』と思っていたのに、気が付けば高望みをするようになっていた」

一冊の育児日記を読み返すことで、忘れていた感情に気付いた私。その後は、息子にあれこれ注意しないことにしました。

たとえば「勉強は絶対にしなければならない」と思っていましたが、「疲れた日はしなくてもいい」と考えるなど。自分と息子を追いつめることはやめたのです。

それからは次第に親子関係は改善していきました。息子は私を必要な時に頼ってくれるようになりましたし、ぶつかり合うことも少なくなりました。

産まれた日のことを思い出して

「初心忘るべからず」とよく言いますが、まさにその通りだと感じます。

息子に対してイライラしてしまったときは、一度立ち止まって、出産した日のことを思い返してみる。そうすることで、以前より少しだけ息子に優しくできるようになりました。

ftnコラムニスト:はぴまる

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