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「やっぱり私は変な子…?」自分の感情がコントロールできず苦しむ日々<癇癪持ちの気持ち>

  • 2023.7.14

自身の体験をもとにマンガを描いている主婦のすみかさん。幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶をたどります。

生まれたばかりのすみかさんを抱っこした祖母は「この子は育てるの大変そうだねぇ」と予言めいたことを言いました。大人になったすみかさんはその言葉の意味を実感し、「自分として生きるのが大変だった」と半生を振り返ります。小さなころのすみかさんは、泣くとお母さんに抱っこを求めていました。しかし、すみかさんの泣き方は尋常じゃなかったらしく、耐えられなくなったお母さんはすみかさんを物置に閉じ込めます。ようやくお母さんに抱っこしてもらえても、「なんか……今じゃない……」と傷ついてしまうのでした。そんなすみかさんは小さいころから悩みを抱えていて――。

泣いて暴れ始めたら止められない

自分の思い通りにならないと、どうすれば良いかわからなくなってしまうすみかさん。頭に血がのぼると泣いて暴れ、物に当たったり、はだしで家から逃げたりは日常茶飯事。食事中でもイライラすると、手づかみで食べたり、スプーンでテーブルを傷つけたりしてしまいます。悪いことだとわかっていてもやってしまうため、その後は後悔の念に苛まされてしまうすみかさん。寝る前には「私のせいでおうち壊れちゃったらどうしよう…」と怖くなってしまうのでした。

言葉にすれば伝わることなのに、先に涙が出てしまうすみかさん。本当はお母さんとしっかり話して納得したいのに、泣いてしまい、その度にお母さんは怒り出してしまいます。同じくらいの子どもから「変な子」と言われ、恥ずかしさや苦しさを感じるのに、自分ではどうしようもできないため、すみかさんはもどかしさを感じます。そんなすみかさんを案じて、お母さんはカルシウムの豊富な魚粉などをすみかさんに与えるのでした。

子どもに限らず、大人でも感情が高ぶると言葉より先に涙が出てしまうことはありますよね。みなさんはそういうときに、どのようにして自分の気持ちを落ち着けていますか?


著者:マンガ家・イラストレーター すみか

自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。

ベビーカレンダー編集部

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