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【低身長スタイリストのリアル買い】1着で完成度の高いオールインワン【4選】

  • 2023.7.13

自身が159cmということもあり、脚長効果を見越したスタイリングを心がけているスタイリスト・岩田槙子さん。毎シーズン買い足すというほど、オールインワン好きの岩田さんに日ごろ意識している選びの基準を聞き込み。低身長でも無理なくスタイルアップがかなう、理想の1着を追求。


【スタイリスト・岩田槙子さん】
本誌でもモノトーン企画や着まわし企画を担当することが多く、シンプルな配色をしゃれて見せるテクニックに定評あり。

スタイリストの私物オールインワンとは?


スタイリスト岩田さんの私服のオールインワンをお披露目! 彼女の視点で選んだ「1着で完結できる」アイテムがラインナップ。さらには、5つのポイントを踏まえてスタイルアップに効く「選びのコツ」もご紹介。



フォーマルにも使えそうなシックなデザイン

【ENFOLD】
「ウエスト切り替えのない、ワンピ見えする1枚。二の腕をカバーする五分丈も重宝。腰まわりの大き目なポケットがウエストのハリ感もカバーしてくれます。足元ローファーであえてトラッドに転ばせるのも計算のうち」


スパイシーなジャンプスーツに足元で女らしさを

【The Frankie Shop】
「メンズライクなデザインは、首と腕に肌感を意識。きゃしゃなアクセサリーを重ね付けして、タフなデニムに繊細な印象をプラスするのもポイント。足元はヒールが欠かせません」



クラシカルなパワーショルダーと落ち感のあるボトム部分

【TSURU by MARIKO OIKAWA】
「背中もV開きなので抜け感たっぷり。細見なトップスの設計とウエストからストンとしたに落ちるなめらかな素材感でオールインワンでもエレガントなムードに。高い位置のウエストシェイプもポイントです」



テクニック不要で存在感が出る鮮やか発色

【SAYAKA DAVIS】
「鮮やかな発色に惹かれて今季新調した1着。ウエストをしぼれば簡単にメリハリをつくれます。色に緊張感がある分合わせる足元など他の部分は気楽なムードのデザインを合わせるのが定番」


オールインワン5つの選びのポイントとは?


01_ごまかしが利く「2つのウエストタイプ」
腰の切り替え位置が高く設定されたハイウエストデザインか、そもそも切り替えのないデザインを選ぶことが簡単にスタイルをよく見せる基本。気になるお尻まわりのラインを拾わず、実際の腰位置をごまかせるので、脚長効果がねらえます。


02_「ネックラインとそでに抜け感」を確保
デコルテが開いたネックラインや、肩が露出するキャミ・ノースリなど、肌感によって抜けをつくることで、膨張を防ぎつつナチュラルな女性らしさを演出できます。自分で胸元の開きぐあいを調整できる、前開きタイプもオススメです。


03_「足首をズルッと隠す」か「潔く見せる」か
足首まで隠れるマキシ丈はどう転んでも脚を長く見せてくれるので、低身長の強い味方。パンツなので引きずるくらい長めの丈でもだらしなく見えず、こなれた印象に。足首が出る短め丈は、縦がないぶん横幅をおさえられる細身の形がマスト。


04_「どこかセンシュアル」な素材やディテール
形によってはメンズっぽく見えやすいアイテムなので、素材選びも重要です。落ち感のあるてろっとした風合いや、キレイな縦線を促すハリのある質感、微光沢な表面感など。カジュアルな素材の場合、肌見せで女らしさを出せるデザインがベター。


05_「おおげさなI ・A・Xライン」シルエット
1枚で決まる服だからこそ、「思いっきりフレア」や「潔いIライン」など、シルエットでしっかりとメリハリがつく形を選ぶことで、全体のバランスがとりやすくなります。体のラインをキレイに見せてくれるので、スタイルアップにも直結。



(岩田さん発モノトーンのスタイリングとアイテム一覧)
≫「黒と白だけでも十分着映える」低身長スタイリストが作るスタイルアップに効く4つのモノトーンルック


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