『バービー』女性キャストが“お泊まり会”を楽しむなか男性キャストは「鍛えていた」とケン役のシム・リウが明かす

映画『バービー』にケン役で出演するシム・リウが、マーゴット・ロビーらバービー役のキャストたちが“お泊まり会”を開催していたとき、ケン役のキャストたちはワークアウトに励んでいたことを明かした。（フロントロウ編集部）

バービーたちはお泊まり会、ケンたちはワークアウト

映画『バービー』でケンを演じるシム・リウが、主演のマーゴット・ロビーをはじめとするバービー役のキャストたちが“お泊まり会”を開催していたとき、ケン役のキャストたちはワークアウトに励んでいたと米E!Newsに語った。

フロントロウでお伝えしたが、グレタ・ガーウィグ監督の提案でマーゴットは撮影が始まる前に女性キャストを招いてお泊まり会を開催した。ロンドンにあるホテル「クラリッジズ（Claridge's）」の一室を借りて行われたお泊まり会にはグロリア役のアメリカ・フェレーラも参加し、ケン役のキャストたちも短時間だけ顔を出すか、電話越しに参加することを許されたそう。

『バービー』ではシム以外に、ライアン・ゴズリングとキングズリー・ベン＝アディル、スコット・エヴァンス、チュティ・ガトゥがケンを演じているが、シムによると、ガーウィグ監督からケンたちの絆を深めるために「ジムで一緒に鍛えること」を提案されたそうで、「バービーたちがリラックスした素敵な夜を過ごしているあいだ、ケンたちは物を持ち上げたり、見せつけたりして、男性の攻撃性やテストステロンを高め合っていました。それが、ケンたちが選んだ絆を深めるための儀式でした」と明かした。

ちなみに、劇中でバービーをめぐってアピール合戦を続けるケン（シム）とケン（ライアン）はライバル同士だが、シムはジムではライアンに「勝てない」と話す。シムは、「僕がどんなに早くジムに行っても、彼はいつも僕より先にジムにいるんです。そして、いつも僕より遅くまで残っていました。僕はそこで本物の自己管理とケナジー（Ken-ergy）を目にしました」と言うと、ニヤリと笑いながら「観客はライアンの上半身とすべてを見て、ケナジーを感じることになるでしょう」と付け加えた。