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「もう無理だ…」不倫されても夫を思い続けた妻に夫がまさかの言葉を放ち<6年経ったらさようなら>

  • 2023.7.14

バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチの彼・ケチ男と籍を入れずに同棲し、家族同然に暮らして事実婚状態でした。ところが、ケチ男がミホと浮気をしてリコさんの家を出て、ミホが営む民宿で同棲を開始。諦められなかったリコさんもついにケチ男と離れることを決意しました。そして、不当解雇しようとするケチ男へ本音をぶちまけ、事務の仕事は迷惑をかけないところで辞めること、もうケチ男の味方ではないから助けないと告げたのです。

浮気されてもケチ男にこだわっていたのは、リコさんの子どもたちを一緒に大切にしてくれて、血は繋がっていなくても本当のお父さんだったから……。

しかし、もうリコさんに迷いはありません。

「たくさんの楽しい思い出、子どもと過ごした思い出をあり

がとう。別の人生を歩むことになるけど、お互い幸せになろうね」

リコさんはついにケチ男へさよならメールを送ったのです。

しかし、メール送信から2日目の夜、

「リコちゃん? お疲れ~!」

ケチ男はさよならメールなんてなかったかのように、完全にスルーして電話をかけてきたのです……。

家から荷物を持ち出し、ついに最後のときが迫り

さよならメールを送ったのに、何事もなかったかのように電話をかけてきて、リコさんに口を話し始めるケチ男。勇気を出してメールしたのに、終始その話をしないケチ男に、リコさんは納得できませんでした。

リコさん自身も自分から話し始めたら、“かまって欲しい女”だと思われ、本気度が薄れてしまうように感じ、何も言いませんでした。

このときのケチ男は完全に上から目線で、

リコちゃんが完全に割り切れるまで連絡してあげるか

俺ってやさしいなぁ

と思っていたのです。

そんなケチ男から連絡が入りました。リコさん宅に一人暮らしセットを取りに来ると言うのです。

もうこれで最後だろうなぁ。

ケチ男がリコさんの家に来たら、以前は説得して置いて行かせたものもすべて持っていくんだろうなと思うりこさん。

そんな不安と会えるうれしさと寂しさが入り混じり、複雑な気持ちのリコさん。

そして翌日、予定通りケチ男がリコさんの家にやってきました。

倉庫のものは、仕事が一段落したらミホの知り合いがタダで貸してくれるという別の倉庫に移すと言われ、リコさんは「あーもう……無理だな」と完全に諦めるしかないと悟りました。

その後家に戻り、ケチ男の一人暮らしセットをリコさんも一緒に用意しました。

一緒に準備してくれるリコさんを見たケチ男は、

「リコちゃん本当にやさしいなぁ。なんで俺のためにこんなできんの?」

と疑問をぶつけてきました。

すると、リコさんは一瞬悩みながら

「好きだから……かな?」

目に涙を溜め、そう言って微笑み返すのでした……。

リコさんが勇気を出してさよならメールを送っていたのに、その話をまったく出さないどころか、リコさんへ連絡してあげる自分はやさしいなんて思い上がっているケチ男……腹立たしいですね。

しかし、荷物を持って完全に家からいなくなるケチ男に涙を流すリコさん……。これで本当にお別れできるといいですね。

Instagram:マチ(@sarelog_official)


著者:マンガ家・イラストレーター マチ

ベビーカレンダー編集部

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