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「なんなのコイツ」母、ついに限界!どんなに怒っても反省する様子がない息子<支援級に移籍するまで>

  • 2023.7.14

もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)を勧められて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」「移動教室で迷子になる」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさん。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方でした。さらにもっつんさんを追い詰めるように、学童や登校班でもタクくんが問題を起こしていることが判明。学校から何度も悪い報告の電話があるため、もっつんさんは次第に学校からの連絡が怖くなってしまうのでした。

仕事が山積みの中、登校班でのトラブル防止のため一緒に登校することにしたもっつんさん。「無理をすることがクセになって、ひとりで仕事も子育ても抱え込んでしまっていた」と振り返ります。

夫にも協力してもらおうと、不安や悩みを夫に打ち明けたもっつんさん。なんと、夫は「俺が怒らないほうがいい」と思っていたことが明らかに! 過去に、夫がタクくんを注意したとき、もっつんさんが不機嫌になったからとのこと。

もっつんさんは、「怒っていいよ! タクはパパの息子なんだから。私ばっかり怒るのもう疲れたよ!」と、今の正直な気持ちを伝えました。

この話し合いの後、夫は少しずつ変わり始め……。

もうさっき謝ったよ?

夫もタクくんのしつけに積極的に協力してくれるようになり、少しタクくんの様子が落ち着いたと思ったのもつかの間、学校や学童での脱走は減ったものの、トラブルは依然としてなくなりません。

さっき怒られたばかりなのに、すぐにおやつのことを考え始めるタクくんに怒りがおさまらず、もっつんさんはついに爆発してしまいます。
しかし、タクくんは「えっ……だって、さっき謝ったよ?」と、どうして怒られているのかわからない様子。

「なんで怒っているのか、本当にわかってる!?」と聞きたくなること、ありますよね……。親の怒りが爆発しているときに限って、子どもはどうして怒られているのかよくわかっていないという状況に共感する方も多いのではないでしょうか。


「何度言っても、どんな言い回しでも……怖く怒っても、やさしく諭しても、なかなか善悪が伝わらなくて苦労していました」と当時を振り返るもっつんさん。


怒りに任せて怒鳴るのは避けたいと思っていても、感情をコントロールするのは大人でもなかなか難しいもの。
皆さんは子どもに注意をするとき、何か意識していることはありますか?


著者:マンガ家・イラストレーター もっつん

ベビーカレンダー編集部

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