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義母に“家政婦扱い”されています… 30代妻を苦しめる「義母の過剰な要求」【前編】

  • 2023.7.12

30代の美樹さん(仮名)は、義母が骨折したことにより、ケガが治るまで家事のサポートを義実家から頼まれたそうです。最初は遠慮していた義母も、徐々に美樹さんへの要求が過剰になっていき…。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代妻を苦しめた義母のエピソードをお届けします。

まるで使い勝手のいい無料家政婦… 義母の過剰な要求に耐える日々

「義母がケガをしたと聞いたときには心配したのですが、実はケガはそこまで大したことはなかったんです。けれど年齢もあって回復が遅い様子だったので、近くに住んでいる私が仕方なく手伝いをすることになりました。
最初は遠慮がちだったのに、義母の要求はどんどん過剰になっていって、たとえば行列に並ばないと買えないものを頼んだり、『お肉はこのお店。野菜はこのお店』と複数のお店をはしごさせたり…。まるで私のことを使い勝手のいい家政婦と思っているかのように、好き勝手な要求をたくさんされました。
それでも、義母はケガをしているのだからと、過剰な要求も受け入れようと努力していたんです」

しかし美樹さんは、仕事に家事に義実家のサポートにと無理がたたったのか、体調を崩してしまいます。そこで義母に「今日は行けない」とLINEをすると、「私と夫(義父)の食べ物がない。飢えさせる気なのか!」と激怒した返信が返ってきたのだそう…。

「その頃の義母は、自分の思い通りにならないと、必ずと言っていいほど暴言LINEを私に送ってくるようになっていました。夫に相談もしてみたのですが、『母さんはケガをして気が立っているだけだから、優しくしてあげて』と非協力的で…」

本調子ではない体で義実家へサポートに行くと衝撃の事実が…

体調を崩した翌日、少し回復したので多少の無理をしながらも義実家へ向かったという美樹さん。義母は美樹さんが家に来たことに気付いておらず、誰かと電話中だったそうです。

「その電話の会話に聞き耳を立てていると、驚くような言葉が聞こえてきました。義母が『ケガはもう治っているんだけど、家政婦をしてもらえなくなるから内緒にしているのよね~』と笑いながら、誰かと話していたのです! 厚意でサポートをして体調まで崩したのに、義母に感謝されるどころか、使い勝手のいい家政婦として扱われていた事実にショックを受けました。」

距離が縮まるにつれて、息子の妻に対して失礼な態度をとる義母も存在します。最初は遠慮をしていても、慣れてくると本性を現すケースもあるでしょう。夫が間に入って妻の味方をしてくれれば大きな問題になりにくいものの、今回の美樹さんのように夫が非協力的だと、義母との問題が悪化しやすい面は否めません。

©xijian/gettyimages

文・並木まき

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