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一度は行ってみたい!東日本のお祭り&イベント11選

  • 2023.7.12

一度は行ってみたい、東日本のお祭りやイベントをご紹介。「東北三大祭り」として全国的にも有名な「青森ねぶた祭」「仙台七夕まつり」「秋田竿燈まつり」をはじめ、各地の風鈴まつりや盆踊りなど、夏をめいいっぱい楽しめるお祭りやイベントを集めました。夏の風物詩を目的に、旅をしてみませんか。

一度は行ってみたい!東日本のお祭り&イベント11選
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【青森】東北のお祭りの代表格「青森ねぶた祭り」
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画像提供:(公社)青森観光コンベンション協会

東北三大祭りの1つに数えられる「青森ねぶた祭」。毎年8月2日~7日に開催されます。巨大な人形灯籠をのせた大迫力の山車が独特のかけ声とともに青森市中心部を運行し、熱狂に包まれます。夏の風物詩として、200万人を超える人出でにぎわいますよ。

1980年に国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。起源には諸説あり、一説では、奈良時代に中国から渡来した「七夕祭」と、「眠り流し」と呼ばれる災厄を追い払う風習が習合したと言われています。

【秋田】竿燈が力強く舞う「秋田竿燈まつり」
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ことりっぷ

計46個の提灯を吊るした竿燈を、手のひらや額などに移しかえる伝統の技が見どころの「秋田竿燈まつり」。東北三大祭りの1つです。2023年は8月3日(木)~8月6日(日)に開催されます。

真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として宝暦年間にはその原型となるものが出来ていたそう。元々は、笹竹や合歓木に願い事を書いた短冊を飾り町を練り歩きくものでしたが、宝暦年間の蝋燭の普及、お盆に門前に掲げた高灯籠などが組み合わされて独自の行事に発展したものと言われています。

【秋田】日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」
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編み笠や黒い頭巾で顔を隠し、特有の端縫い(はぬい)と呼ばれる衣装をつけてしなやかに踊る「西馬音内(にしもない)盆踊り」。徳島県の阿波踊り、岐阜県の郡上八幡盆踊りとともに「日本三大盆踊り」のひとつに数えられています。毎年8月16~18日に羽後町西馬音内地区で行われ、見る人を幻想的な世界へと誘います。

踊りは、賑やかな「音頭」と哀愁漂う亡者踊りの「がんけ」の2種類。夜が深まるにつれ、地元の踊り上手たちが輪に加わり、囃子方の演奏はいっそう激しく野性味を増します。さまざまな柄の綿布をはぎ合わせた「端縫い衣装」は、西馬音内の各家々で代々受け継がれているそう。踊り手たちの衣装にも注目です。

【宮城】日本一の七夕にうっとり♪「仙台七夕まつり」
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毎年8月6~8日に開催される「仙台七夕まつり」。東北三大祭りのひとつに数えられ、市内中心部の商店街に優美な吹き流しがたなびく、仙台の夏の風物詩です。

仙台藩祖・伊達政宗の時代から約400年続く伝統行事であり、青竹に吊り下げられた大きな吹き流しが、商店街を埋め尽くします。七夕飾りには吹き流しのほか、巾着や短冊、折鶴などの小さな飾りも。これらは「七つ飾り」と呼ばれ、ひとつひとつに商売繁盛、学問の上達、健康長寿といった願いが込められています。

【山形】種類の異なる花笠も見どころ「山形花笠まつり」
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「花笠音頭」に合わせてあでやかな衣装に身を包んだ踊り手の躍動感あふれる踊りと、山形の花である「紅花」をあしらった笠の波がうねり咲きこぼれ群舞を繰り広げる「山形花笠まつり」。2023年は、8月5日(土)~8月7日(月)に開催されます。

花笠踊りに欠かせない花笠は、踊りの種類に合わせて用意されているんですよ。

【岩手】太鼓パレードはギネス記録に「盛岡さんさ踊り」
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「サッコラー チョイワヤッセー(幸を呼ぶ、という意味がある)」の掛け声とともに、太鼓、笛、唄、踊り手による大パレードが繰り広げられる「盛岡さんさ祭り」。キャッチコピーは「来て、観て、魅せられ、加わるさんさ」です。2023年は、8月1日(火)~8月4日(金)に開催。

太鼓パレードはとくに大きな見どころとなっており、3437人が和太鼓を同時演奏したとして2014年にはギネス世界記録にも認定されているんですよ。

【福島】勇猛果敢な戦国絵巻がよみがえる「相馬野馬追」
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国の重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」。福島県の相馬地方で3日間にわたって行われる祭典で、約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながら、豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げます。

【埼玉】美しい江戸風鈴に夏の涼を感じて。「川越氷川神社 縁むすび風鈴」
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埼玉県の「川越氷川神社」にて、2000個もの江戸風鈴が夏を鮮やかに彩る「縁むすび風鈴」が2023年7月1日(土)から9月3日(日)まで開催されています。色も形も音色もそれぞれ異なる美しい江戸風鈴が、昼は澄んだ美しさ、夜は幻想的な輝きを放ちます。夏の涼を感じるのにぴったりです。

「風の便り」という言葉が残るとおり、昔の人は「風が想いを運んでくれる」と信じていたそう。風鈴は目に見えない“音”を知らせてくれます。願いごとを書いた木の短冊を、良縁を込めて好きな色の風鈴に結んでみては。

【静岡】三山で風鈴の音が響き渡る「遠州三山風鈴まつり」
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静岡県袋井市にある遠州三山(可睡斎・油山寺・法多山)では、2023年8月31日(木)まで「遠州三山 風鈴まつり」を開催しています。期間中、それぞれでお寺の特色を活かした風鈴は”願いや祈り”を鈴の音に託し、参拝者に涼しい音色を響かせます。

お寺では邪気除けのために、お堂や塔の軒の四方に「風鐸」(ふうたく)と呼ばれるものが吊り下げられ、風鐸の音が聞こえる範囲では災いが起こらないと考えられています。この風鐸が風鈴の由来とも伝えられているんだとか。

【富山】伝統の唄と踊りを堪能「越中おわら風の盆」
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涼しげな揃いの浴衣に編笠の間から少し顔を覗かせ、それぞれの町の伝統と個性をいかんなく披露しながら唄い踊る「越中おわら風の盆」。2023年は9月1日(金)~9月3日(日)に開催します。

収穫前の稲が風の被害に遭わないよう、昔から豊作祈願として行われてきた祭りを「風の盆」というようです。時代と共に踊りも変わり、現在は「豊年踊り(旧踊り)」「男踊り」「女踊り(四季の踊り)」と3通りの踊りがあります。

【石川】罪・穢をお祓いする神事「飯田町燈籠山祭り」
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高さ16mの山車が見もの。祭りは時代とともに発展し、「燈籠山」と呼ばれる巨大な山車に変わった

毎年7月20日(金)、21日(土)に開催される「飯田町燈籠山祭り(いいだまちとろやままつり)」。
能登半島最先端の珠洲市飯田町で390年ほど前から続く催しで、「おすずみ祭り」とも呼ばれ、神々に夕涼みにお出まし願ったのが祭りの始まりとされています。見ごたえがあるのは、燈籠山と山車が吾妻橋に勢ぞろいする初日の夕刻。豪華絢爛な山車は迫力満点です。

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