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いまの自分を変える!「男性を振りまわす面倒な女」が実践したこと

  • 2015.12.20
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“いかにも小悪魔”という雰囲気の知人女性がいます。男性を振りまわして、飽きたら次へ行く、という恋愛をくりかえしているため、あまりよい評判を聞いたことがありません。

© contrastwerkstatt - Fotolia.com

都会育ちのキャリアウーマンで、どちらかというと家事が苦手の彼女ですが、結婚した相手はアグリツーリズモ(農家が経営するプチレストラン)の経営者。結婚当時は、周りが「どんな心境の変化!?」と騒いでいたのが印象的でした。

周りも彼も振りまわすタイプの女性は、一度「面倒なタイプの人」というレッテルをはられてしまうと、そこから抜けだすのに四苦八苦するパターンが多い傾向にあります。

今回は「男性を振りまわす面倒な女」を卒業した人が、どのように自分を変えたのかについてお伝えします。

1.自由恋愛を楽しんだ結果、暴力沙汰に

モデルとして活動していた知人女性がいます。「恋愛遍歴もはなやかだったんじゃない?」と聞いてみると「調子に乗っていただけよ」という答えがかえってきました。

以前、彼女がパーティに参加したときのことです。パーティ会場で見覚えのある男性から声をかけられたものの、彼が誰なのか思いだせなかったといいます。

「当時は自由恋愛を楽しむ主義だったの。普通にお付きあいを求めるタイプの男性は、わがままを聞くだけ聞いてもらったら、すぐにお別れ。だから、一緒にいる男性は大体ちがっていたわね」と当時を振りかえる彼女。彼に対して、そっけない態度をとってしまったそうです。

彼女の失礼な態度に相手が怒りだし、手をあげられたのだとか。さいわいたいした傷にはならなかったのですが、その場は騒然。こわくなった彼女は、しばらく行動を自粛したそうです。

相手のプライドや気持ちを考えられず、自分の思いのままに振るまうタイプの女性は、男女問わずヒンシュクを買いやすいもの。暴力を振るうような男性は論外としても、傷つけた人の気持ちを思いやれないままでは、やがて自分に返ってきてもおかしくありません。

2.仕事も人も離れ、いままでの自分を反省する

パーティでの一件が所属していた事務所の知るところとなり、しばらく仕事を控えることになってしまったそうです。

友だちに相談しても「それ見たことか」と非難と説教の嵐。「恋愛は自分の自由だと思っていたけど、そんなにみっともない恋愛しかしてこなかったのか、と落ちこんだ」そう。仕事を干され、いままで連絡をくれた男性たちからは見向きもされなくなったといいます。

「自分の価値観や行動が大勢に迷惑をかけた。大人の女性としての振るまいをわかっていなかった」とひたすら反省した彼女。人をよろこばせることを学ぶため、病院でボランティア活動を行い、少しずつ自分の意識も変わっていったといいます。

人を傷つける恋愛をくりかえしてきた人には、反省して気持ちを改めても、簡単に周りに受けいれてもらえないハンデがつきまといます。

しかし、受けいれてもらえないからとあきらめて元の自分に戻ってしまっては、なにひとついい方向には進みません。失敗から学ぶことのほうが大きいと気持ちを切りかえて、積極的に自分を変えるアクションを起こすことが必要のようです。

3.積極的に人の話を聞く

トラブルから1年近くをへたころには、モデルの仕事も増え、以前の生活を取りもどしたといいます。一方、「前のように強気で恋愛することがなくなった」と恋愛スタイルは落ちついたそう。

自分のいうことを聞いてくれる男性ではなく、自分が話を聞きたいと思う男性に目を向けるようになった彼女。人間関係が大きく変わったといいます。

「いまは人の話を聞くことが、インタビューをしているようでおもしろい。いろんな人の人生や価値観を知って、共によろこんだり悲しんだりするのが新鮮」と語る彼女。人の話を積極的に聞く姿勢が、人間関係を広げていくことを実感したそう。

いまでは、ボランティアを通じて知りあった男性とお付きあいをはじめ、充実した恋愛をしています。

自分のわがままだけを聞いてくれる相手を求めるのは、親におもちゃをねだる子供と大差ありません。一方通行のコミュニケーションから抜けだし、自分も相手も成長できる人間関係を続けることが、幸せな未来をつかむ近道といえるでしょう。

人を振りまわす女性は、自分が「周りに迷惑をかけている」ことに気がつかないため、孤立することもあります。自分を見つめなおして失敗した経験を次にいかせれば、成長を見てくれる人は必ずいます。

心当たりがあれば、早いうちに自分を振りかえることをオススメします。大人の女性にふさわしい恋愛を目指してみてはいかがでしょうか。

(金丸 標)

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