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昭和レトロにワクワク!伊東〈ホテルサンハトヤ〉|まろが行く、ひとりホテルのすゝめ

  • 2023.7.12
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ひとり時間の楽しみ方を提案するメディア「おひとりさま。」を運営する“まろ”が、ひとりホテルステイならではの魅力を伝える連載。第7回は、静岡・伊東の〈ホテルサンハトヤ〉です。

今回、宿泊するホテルは…伊東〈ホテルサンハトヤ〉

「伊東に行くならハトヤ 電話は4126(よい風呂)」

関東にお住まいの方なら、恐らく一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?今回、ご紹介するのは、そのフレーズでおなじみの〈ハトヤグループ〉が運営する〈ホテルサンハトヤ〉です!

「なぜ今…?しかもひとりで…?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、クラシックホテルとはひと味違う、昭和レトロな大衆宿の魅力がたっぷり詰まっていて、めちゃくちゃ楽しい&癒されるので、たっぷり紹介していきたいと思います。

大人になったから分かる“ハトヤ”の魅力

伊東駅に降り立つと、早速「ハトヤ」の文字が。いや、もうこのシャトルバスのサインから味があっていい。そしてバス、かわいい~~。小さいけど見てください、よく見るとナンバーが「4126」なんですよ。遊び心~!

ロビーに足を踏み入れると、ふわっと昭和の香りが。いい、いい!照明に赤いじゅうたんに螺旋階段、近未来×レトロなカプセルっぽいエレベーター。

実はわたし、子供の頃に一度家族で来たことがあって、当時はこういった良さが全く分からなかったので、正直「なんか古い」としか思ってなかったんですが(笑)。大人になって良さが分かるようになれてうれしいな~と、なんだかしみじみ。

読書タイム。

そして、お部屋へ。同じ伊東にありますが、いわゆる〈ハトヤホテル〉は山々に囲まれ高台に位置しているのに対し、〈ホテル サンハトヤ〉は海に浮かぶスパ&リゾートホテルで、全室がオーシャンビュー。この絶景が“ひとり占め”できます。

海岸沿いの道路と山々と海のこの景色、良かったなあ。広縁のイスに座っていると、なんだか海に浮かんでいるみたいで、とてもリラックスできました。ここでの読書タイム、気持ちよすぎた!

ウェルカムスイーツ的な。
トイレのスリッパ。
館内着の浴衣。
お土産に購入。

そしてそして、もうアメニティやらが、かわいすぎるのです!本当いちいちきゅんとする。ハトヤのフォント&フォルムが愛おしくて、何もかも抱きしめたくなるんですよね。ええ当然、「ハトヤサブレ」は、最後にお土産でひと箱購入しましたとも。

ハトヤといえば、ディナーショー。海底温泉も…ワクワクが止まらない!

ディナーはビュッフェ形式。写真はすき焼き鍋。

さあ、お待ちかねの夕飯の時間。

そう、ハトヤといえば大宴会場でのディナーショーです!残念ながら本物のハトが出てくる演出はレーザーに変わっていましたが、それでもたくさんの人がハトヤの歌に合わせて手をたたきながら楽しそうに見ていて、こちらまで幸せな気分に。

当初「ファミリー・団体が多そうだし、ひとりだと浮くかな?」と心配して、実はディナーなしも検討していたのですが、断然つけてよかった。もちろん、輪の中に入って楽しむのも好きだけど、一歩引いてみると、会場の様子を俯瞰出来て、ハトヤのエンターテイメントに、より一層感動することができた気がします。ああ、夢があるホテルだなあ。

そんな高揚感に満ちたまま、楽しみにしていた温泉へ。結構、館内を歩くのですが、その廊下がこれまたとっても良くて!日が暮れるにつれロマンチックな雰囲気に。

そして、海底温泉へ。「わ~あのときのまま、おっきい水槽がある!亀が泳いでる!」と、童心にかえって大興奮でした。この洞窟感もいいんですよねえ。ラッキーなことに、誰ひとりおらず、ひとり占め出来ちゃいました。

露天もあって、朝など日中は御覧の通りオーシャンビューを楽しむこともできます。私は早起きが苦手で叶わずでしたが、夜の波風も気持ち良かったです。

これだけでも十分大満足なのですが、実はわたし、ナイトラウンジ〈エメラルド〉でクリームソーダをいただくという、風呂上がりの最高の過ごし方を発見してしまいまして。本当、天才だと思うんですけど(笑)。

風呂あがりにクリームソーダってだけでもう最高なのに、こんな素敵空間で浴衣着ながらそれがかなうって、もう天にも昇る気持ちで…。海沿いだからなのか、潜水艦チックなお店のデザインもかわいかったです。は~大人っていいなあ。

しかも、ナイトラウンジにはカラオケも併設されていて、こんなきらっきらでバブリーなステージまであるんです!ひとりカラオケ大好きな私ですが、さすがにここに立つ勇気はなく…。(笑)

ちなみに、ひとりだと高いな~というお値段だったので諦めましたが、カプセル型の個室もあって、これまた味がありました。いや~もうすべてが刺激的で楽しい!

3,000円以上購入するとGETできる、プレミアムな袋。裏側は“ハトヤホテル”です。

翌朝もルンルンで、ホテル内のお土産屋さんでハトヤTシャツと例のハトヤサブレを購入し、帰路につきました。

いかがでしたでしょうか?ひとりで行くホテルって、癒しを求めて、どちらかというと静かで落ち着きのあるホテルを選びがちだと思いますが(私もそうで)、たまには“楽しい”ホテルに行ってみるのもやっぱりいいなあ、と心の底から思いました。グループで行くのとは、ひと味違うワクワク感があるんですよね。

しかも〈ホテルサンハトヤ〉はお部屋が落ち着いていて、ぐで~っと寛げたのが良かったです。オン・オフがしっかり切り替えられました。

今度は〈ハトヤホテル〉にも行ってみたいな~。それでは、HAVE A NICE HITORI HOTEL!

ホテルサンハトヤ 伊東

住所:静岡県伊東市湯川堅岩572-12
TEL:0557-36-4126

おひとりプロデューサー。ひとり時間の楽しい過ごし方を提案するメディア「おひとりさま。」をInstagram(@ohitorigram)中心に運営。自身が原案のマンガ『おひとりさまホテル』(漫画:マキヒロチ氏)のコミックス第1巻が発売中。

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