1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 自分が受け取った思いやりを他の人に! ママ友の協力に救われた産後、ありがとうのバトンを「恩送り」

自分が受け取った思いやりを他の人に! ママ友の協力に救われた産後、ありがとうのバトンを「恩送り」

  • 2023.7.11

3人目の子どもを出産後、生後3カ月で保育園に入園し、仕事復帰しました。3人育児と仕事との両立で、毎日アワアワしている私に、同じ保育園のママ友が家事や育児で何かと協力してくれて、本当に助かりました。ママ友の心づかいにしみじみありがたさを感じて以来、私が意識してするようになったことは「恩送り」でした。

3人目の出産、生後3カ月で職場復帰

1人目、2人目の子を出産したときは、1年ほどの育休を取得しましたが、3人目の出産後は、子どもが生後3カ月で仕事復帰をしました。

1人目、2人目とも、0歳の赤ちゃん時代をたっぷり一緒に過ごした満足感もありましたし、正直なところ、「もう育休生活はおなかいっぱい!早く思いっきり仕事したい」という気持ちでした。

30代は妊娠、出産、育休でキャリアが途切れ途切れになってしまい、なかなか仕事モードに入りきれなかったもどかしさを感じていたのです。

そう、意気込んで仕事復帰したものの、実際やってみると、毎日がヘトヘト。3人まとめて保育園へ送り、職場への通勤、帰ってきたらお風呂とごはんを済ませる、それだけで必死で、余裕のない日々を送っていました。

ママ友から夕飯の差し入れに感激!

ある土日、長女が保育園で仲の良いお友だちのママ友から「夫が釣りでアジを釣ってきたから、今夜アジフライ作るんだけど、持っていっていい?」と連絡が。うれしい申し出に、早速「ありがとう! 取りに行くよ」と伝えましたが「3人子ども連れて来るの大変だろうし、自転車でパーっと行くよ!」とさらにありがたい返信が。

楽しみに待っていると、仲良しのお友だちの女の子と、ママ友と2人で届けに来てくれました。「これがアジフライ、こっちはアジの刺身ね」と、そして、付け合わせのキャベツの千切りと、お刺身にはツマとわかめまで付けて持ってきてくれたのです。至れり尽くせり、どこまでも心配りが行き届いた差し入れに、大感激! たまたま家にあったいただきもののちょっと良いワインをお返しに持っていってもらって、後日もお礼を伝えました。

その後も「たくさん作ったから」と牛すじ煮込みをくれたこともありました。また、ご飯の差し入れだけでなく、保育園に迎えに行って連れて帰るとき、真ん中の子がダダをこねていると、ママ友の電動自転車に一緒に乗せて一緒に帰ってくれたりと、事あるごとに助けてくれたのでした。

ありがとうのバトンを「恩送り」

「言ってくれたら何でもするよ」とお互いに思ってはいても、いざ、実際に助けを求めるとなると、なかなかできませんでした。特に保育園のママ友はお互いに普段の大変さをよく知っているからこそ、悪いなと思って遠慮していました。なので、これからはこちらから働きかけていこうと思ったのです。

その後、保育園の別のママ友に3人目の赤ちゃんが産まれたときには、上の子の保育園のお迎えを担当したり、夕飯の差し入れを持っていきました。マンションの階下のおうちに赤ちゃんが産まれたときには、わが家の餃子を多めに包み、持っていったりもしました。とても喜んでくれて「ありがとう、御礼をするね」と言ってくれたのですが「私も周りの人にたくさん助けてもらったから。他の人にやってあげて!」と返していました。

親切をしてくれた人にお礼をするのが「恩返し」ですが、自分が受け取った思いやりを、他の人に渡すことを「恩送り」というのだそうです。「ありがとう」の気持ちを込めたバトンを、次の人に渡していく。そうすると親切な気持ちがどんどん広がっていく気がして、私自身もうれしい気持ちになりました。

まとめ

産後にママ友がしてくれた親切な気持ちに感動して以来、してもらってうれしかったことは、今度は私が他の人にしてあげようと思うようになりました。

「◯◯しようか?」と自分から働きかけることは、ひとりで勝手に「おせっかいかな」と決めつけて遠慮してしまうことがありましたしが、単純に、して欲しいか、して欲しくないか聞けば良いのだと思いました。

ひとりの人から始まった親切が、いろいろな人に広がっていく。そのバトンリレーの中に私もいる。これからも「ありがとう」のバトンを「恩送り」することで、豊かな循環をつないでいけると良いなと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:onoma

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる