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日本人なら当然でしょ!→ハワイのゴッドマザーに怒鳴られる【おかしなハワイ人の暮らし(15)】

  • 2023.7.10
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<日本人なら当然でしょ!→ハワイのゴッドマザーに怒鳴られる>おかしなハワイ人の暮らし[#15]

ハワイ生活では沢山の変わった人と知り合い刺激を受けていた私ですが、その中でもとりわけ「濃かった」人の話をします。

そのおばさんは、私の親友Evaのママのお友達。
周りの人達から「Aunty Pat」(パットおばさん)と呼ばれ、慕われている大きな体の生粋のハワイアンでした。

Patおばさんはハワイの文化や歴史に関わる生活上のしきたりなどにとても詳しく、事あるごとにその知識を教えてくれるくれるゴッドマザー的な人なのです。

しかし、Patおばさんはただの近所の優しいおばさんではありません。
そのとにかくデカい体で披露される彼女独自の考え方は、世間一般の常識とは違う事も多く、周りの人々は彼女に振り回されるのでした。

ある日曜日、友人知人を含めたかなりの人数のファミリー(ハワイでは仲良しは皆ファミリー)が集まり「日本食を食べよう」となり、私とPatおばさんとで日本食スーパーに買い出しに行く事になったのです。

日本食という事で、自動的に私が料理担当に選ばれた訳ですが、彼女が決めたメニューは「スシ」と「トンカツ」。

しかし、困った事に私はこの種の料理はした事がなく、作れないので正直に「できない」と告げるとPatおばさんがいきなり大声で怒鳴り始めました。

「日本人が日本食を作れない訳がないでしょ!豚肉と粉でトンカツ、米と酢とノリでスシよ!」

勿論、私もそのくらいは知っています。
「いや、材料は知ってるの。でも作り方が分からないの。」と、私も知ってる限りの英語で反論したのですが引き下がる相手ではなく、益々怒らせてしまいました。

そう、Patおばさんは一度決めた事は決して引っ込めないし、相手の話をイチから聞くような人ではないのです。

次回、そんなPatおばさんと2人で買い出しに行ったスーパーで起きた、まさかのトラブルについては下の関連記事からチェック!

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