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(続)アメリカの最低の接客→注文がまともに通らない理由【これがアメリカの女子大生(43)】

  • 2023.7.9

<(続)アメリカの最低の接客→注文がまともに通らない理由>これがアメリカの女子大生[#43]

(前回の続き)オハイオ州の田舎学生達とニューヨーク旅行へ。
しかし、旅の記念に訪れた高級ステーキ料理店のウェイトレスの接客態度があまりにも悪すぎて唖然とする私達。

ついに「水:water」の発音に嫌味を言われた友達のミカエラがウェイトレスのドナにブチギレてしまったのです。。

しかし、その程度(?)の事では引き下がらないドナは「あら、失礼。あなたみたいに、ゆっくり眠そうに話せないのよ!」と、客相手とは思えない応戦体制…。
他のお客さんの目もあるので、とりあえずミカエラをなだめて、なんとかお店を後にしました。

この時は二人がなぜそこまで揉めているのか、わからなかったのですが、翌日カレンが空港の待ち時間で説明してくれました。

ニューヨークなどの東海岸の人からすると、ミカエラのような西海岸の人の話し方はゆっくりと聞こえ、また、tがdの音に近いと言われているんだとか。
ウェイトレスのドナはそれを引き合いに、わざと「ウォーター(T)がウォーダー(D)に聞こえた!」と、聞き間違えたふりをしたんじゃないかとのことでした…。

「ミカエラはLA出身(西海岸)だしね~。」と結論づけたカレン。

気を取り直して、出発までに何か飲み物を買おうと空港内をブラブラ歩いている途中、「私の発音が悪いから、いつも”バニラ”シェイクを頼んでも”バナナ”シェイクが出てくるんだよね笑」と笑い話をしている私にカレンが自慢げに近づいてきたのです。

カレンは「私達のオハイオ州はアメリカでも一番訛りがないと言われているのよ!待ってて!」と、ウィンクしながら私の念願のバニラシェイクを買いにレジへ向かってくれたのでした。

その数分後、カレンがドヤ顔で頼んだ私のバニラシェイクを一口飲んでみると、中身はまさかのバナナシェイクという嘘みたいなオチまでついてきた私達のドタバタニューヨーク旅行。

出身地はあまり関係なく、「英語の発音って難しいな〜」といつも通りになってしまったバナナシェイクを飲みながら再確認したのでした。

次回は、車社会のアメリカで私が乗っていたトンデモ車をご紹介します!

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