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大人の髪悩みをカバー!老け見えさせない髪型のコツ

  • 2023.7.10

加齢と共に、「髪」も変化していきます。細くなってきたりボリュームが出にくくなったり、ハリやコシがなくなるなどの悩みを抱えていらっしゃる方も多いでしょう。

美容師の筆者が、40・50代におすすめのヘアスタイルと、そのお手入れ方法をご紹介します。

■ペタンコ髪には「レイヤースタイル」

画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)

年齢を重ねると、髪のボリュームが減ってきてペタンコになりやすくなります。トップのボリュームが出しにくいため、はちが張って見え、ヘアスタイルが決まらないという方も多いと思います。

そんなお悩みを解決したい方には、「レイヤースタイル」がおすすめです。全体にレイヤーを入れることでボリュームが出やすくなり、動きのあるスタイルを楽しめます。

お手入れ方法

レイヤースタイルは毛先が軽くなるため、パサつきやすい毛先はしっかりと保湿をしましょう。

スタイリング方法

毛先にヘアオイルやヘアミルクをつけて、トップを持ち上げるように乾かします。次に、ドライヤーを下からあて、根元を立ち上げるように乾かすと、ふんわりとしたヘアスタイルに仕上がります。

根元が立ち上がることで毛先が内側に入りやすくなるので、スタイリングがラクになります。レイヤースタイルは動きがあるので、全体的にふんわりとしたスタイルを楽しめます。

注意すべきなのは、スタイリング剤のつけすぎ。スタイリング剤をつけすぎると、スタイリング剤の重さや油分量で髪がペタンコになりやすいです。ふんわりとさせたいトップは、スプレーでボリュームをキープすることがおすすめです。

■ハリやコシが気になったら「パーマスタイル」

画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)

ハリやコシがなくなってきてふんわり感が出ないと、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。そのなかでも、動きのあるヘアスタイルがお好きな方には、「パーマスタイル」がおすすめです。

トップをふんわりさせ毛先に動きをプラスすることにより、髪にハリやコシが出たように見えます。

お手入れ方法

薬剤を使用した施術はダメージが発生するため、日ごろのケアが大切です。お風呂での洗い流すタイプのトリートメントで、しっかりと髪を保湿しましょう。

また、パーマ施術をされる際は、美容室でもトリートメントを組み合わせて施術することでダメージを軽減させることができます。担当の美容師さんに相談してみてくださいね。

スタイリング方法

パーマスタイルを簡単にスタイリングしたい方には、ムース仕上げがおすすめです。

乾いた状態の髪はパーマで伸びてしまうため、スタイリングの際は、一度髪をぬらしてドライヤーで乾かしましょう。半乾きの状態になったらムースをつけ、軽く水気を飛ばすように再度ドライヤーで乾かします。

■細くなってきた髪には「重ためスタイル」

画像提供 Mayu(arc/千駄ヶ谷)

髪が細くなってくると、毛先がダメージを受けやすくなったり乾燥しやすくなってくるため、広がりやすくなります。

そんな細毛や広がりが気になる方には、「重ためのヘアスタイル」がおすすめです。毛先を重ためにカットすることでまとまりやすくなり、毛先が内側に入りやすくなります。

重ためにすることでボリューム感が気になる方は、ボブスタイルにすることで根元がふんわりとしやすくなります。首元もすっきり見えますね。

お手入れ方法

髪が細くなって毛先の広がりが気になる方は、しっかりと保湿をしましょう。

保湿力の高いトリートメントは根元からつけるとペタッとなりやすいため、広がりやすい中間から毛先にかけて保湿をしてください。

スタイリング方法

髪が自然と内側にまとまる、重めスタイルの方が髪を乾かす場合は、ドライヤーを下からあてて根元を立ち上げるように乾かします。髪を乾かす前に、ドライヤーの熱から髪を保護するヘアオイル洗い流さないタイプのトリートメントをつけるようにしてください。

ナチュラルな仕上がりがお好きな方はヘアクリームなどで仕上げ、ぬれた感じの仕上がりがお好きな方はバームなどで仕上げると良いでしょう。

今回は、40・50代におすすめのヘアスタイルと、そのお手入れ方法をご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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